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人を動かす方法①

組織の中で部下を持つことや経営者としてトップに位置すること、また、取引先の人にうまく動いてもらうなど、事業を推進させていく上で組織の中で「人を動かす」ことは必ずしも必要なスキルです。
そこで、今回の素養会では、「人を動かす/デール・カーネギー」という古典を読み進め始めたので、途中途中になりますが、アウトプットしていきたいと思います。

まだ、読み進めているところは序盤ですが、そこまでの内容の中で重要な箇所を取ると下のようになります。

「まず相手の心の中に強い欲求を起こさせること。これをやれる人は、万人の支持を得ることに成功し、やれない人は、一人の支持者を得ることにも失敗する」
「釣り針には魚の好物をつけるに限る」
「人間の行動は、心の中の欲求から生まれる。だから、人を動かす最善の方法は、まず、相手の心の中の欲求を起こさせることである。商売においても、家庭、学校においても、あるいは政治においても、人を動かそうとするものは、このことをよく覚えておく必要がある。」
「どうすれば、そうしたくなる気持ちを相手に起こさせることができるか?」

ここで注目したいのは、3つ目の”人間の行動は、心の中の欲求から生まれる”ということ。
ここでいう心の中の欲求というのは、普通の人間なら基本的に兼ね備えている欲求のことなので、この感覚を自分でも持ち、普段から言語化して、①この人の心情はどのようなものなのか、②その心情を満たすことをするためにはどんな方法があるのか。という順番で考えることで、その人を動かすことができます。

簡潔にいうと、『相手の気持ちになって考える』ということですね。
前回の素養会のリンカーンの「人を裁くな、自分が裁かれるのが嫌なら」ということを基本的な考え方は同じです。
やはり、古典本や偉人が発する言葉にはある一貫性があって、普遍的なものだと考えられます。
なので、ここの素養がついているか否かで人と大きな違いが生まれるかと思います。あくまでも他の誰かとの戦いではなく、これは自分との戦いですが。

話は戻りますが、「人を動かす」を読んで考えたのですが、
人を動かすことに会社も家庭も関係のないことだと考え、私の弟を動かすこと試みたいと思います。
私の弟は恥ずかしながら、ずっと自分の部屋に篭りiPhoneでYouTubeを見ています。しかもそのままYouTuberになるほどの勢いはなく、見るだけです。これでは、メリハリのない生活を送るばかりか、消費するばかりで蓄積されるものがない生活を送ってしまうと思われます。なのでこの生活習慣を変えさせていきたいと思います。

現在の状況として、
弟の勉学への意欲は著しく低い。YouTubeではゲーム系?の実況を見ている。そのせいか、親に怒られる。しかし、改善が見えない。話によると、iPhoneでYouTubeを見ている時間が幸せだそう。また、中学生ながら働かなくてもお金が生まれるという理由から株に自発的に興味を持つ過去あり。

私の仮説で弟の心情は、
YouTubeをずっと見ていても、怒られることのない環境が欲しい」となっていると考えられる。
また、そのための施策として、YouTuberにさせる。YouTuberとなり、少しでもYouTubeで収益が上がることによって、親からの怒りは消える。
しかし、以前YouTuberになることをおすすめしたが、YouTuberは違う。見てることが楽しいと言っていた。これを分析すると、自分を世間に晒すことや評価されることがどうも怖く、障壁の高いことでこのような拒否反応が出ているのではないかと考える。

なので、ソリューションとしては、
YouTuberへの障壁を下げることと他の人に批評されることの喜び(承認欲求)を駆り立たせることだと考えました。

後日、この検証(実験)の結果をnoteの方にまとめたいと思います。

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以上 人を動かすためのお話でした。

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