結果が出るセンターピンの場所
「センターピンを狙え」
起業家として勉強をしていると、一度はこのような言葉を耳にしたことがあると思います。
この言葉が指す意味は「モノゴトには1つのアクションで大きな結果が得られる中心ポイントがある。そこを狙えば一気に跳ねることができる」というものです。
なので、センターピンを見極めて行動しろとか、センターピンを常に意識しろという声をかけられがちなんだけど、、、
センターピンって、ぶっちゃけどこなん??
って、思ったことありませんか?
そうなんですよ。
それがわかれば苦労しないぜ。というのもまた、センターピンの妖艶さなんですよね。
で、正直なところセンターピンがどこか?というのは、人によって全く違います。
というのも、そもそも例えられているセンターピンについて考えてもらいたいんだけど、これってボーリングの先端にあるピンのことを指してますよね。
そのセンターピンを狙って倒すことができたら、効率よく一投で全てのピンを倒すことができる。そのボーリングの事象をなぞって「センターピンを狙え」って言われてます。
けどさ、そもそもなんだけど、ボーリングそのものってセンターピンを狙うのは1回だけでしょうか?1回さえセンターピンを当てることができたら、もうそのゲームは勝ちになりますでしょうか?
なりませんよね。
ビジネスもそれと同じです。
たった1回センターピンを倒しただけで、ビジネスというゲームそのもの全てが上手くいくようになるか?というと、答えは完全にNOなんです。
なので、ボーリングで少なくとも1ゲームで9回。多くて10回センターピンを狙う必要があるように、ビジネスでも何回も狙う必要があるんです。
言い換えると『目的によってセンターピンは、毎回変わってくる』ということなんです。
となると、我々がやるべきことはたった1つ。
センターピンを狙う!というのも大事だけど、それだと答えは見つかりません。なので、センターピンっぽいところを狙ってみて、その結果を見た上で反復的に狙う精度を上げていく。
これだけです。
例えば、起業初期だったり事業を立ち上げたばかりの頃のセンターピンは、間違いなく”お金が一番近いところ”となります。
どこが一番お金を作ることができるか?これがセンターピンとなります。
しかし、ある程度事業が大きくなってきて、年商5000万円とか1億円などになってくると、お金を作るよりも組織やチームの作り方の中にセンターピンが生まれてくるようになってきます。
センターピンのドンピシャの場所なんて、誰にもわかりません。でも、「だいたいこの辺じゃない?」というものは、経験からなんとなくわかってきます。
あとはそれを信じてぶつけるのみ。
全力を持ってぶつけるのみ。
こういうのは、意外と楽観的に行動するのがコツだったりします。
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