ヌケ・モレ無くす神ワード
かれこれ20年前の話です。
ぼくが中学生だったころ、ストリートブランドが流行ったんですね。
有名なところでいえばSTUSSYとかECKO、NUMBER(N)INE。ほかにもBOUNTYHUNTERやTriple Five Soulなどいったブランドを、当時の学生たちはこぞって買いあさっていたんですね。(好きな人は)
あまりに人気だったので、当時はそこら中にストリート系ファッション専門のアウトレットショップが立ち上がり、お金のなかったぼくたちは血眼で激安商品(たまにパチもん)を探し回っていました。
ですが、これらはやっぱり若さゆえの流行ということもあります。
なので、歳を重ねるごとにストリートファッションからは離れるようになっていったり、もしくは大人向けのストリート系ブランド(nonnnativeとかkolor BERCONなど)に移行するようになるんですね。
で、ぼくも社会人になりたてのころは、まだまだ服をたくさん買ってました。ですが、20代後半になったり結婚という文字がチラつき始めたころから、だんだんとファッションから離れるようになったんです。
ですが、独立して経営を学び始めてからです。
経営には欠かせないとあるワードがあるんですが、それを目にするたびに忘れかけていたストリート系ブランドの名前も、よく思い出すようになったんですね。
そのワードってのは、『ENOUGH』です。
経営学やMBAなどでは、ヌケ・モレを回避するために常に『Enough?(十分か?)』を自分に投げ続けろとされています。そうすることによって、様々なケースを頭に描くようになりますので、自然と事故を防ぐことができるようになるといわれています。
なので、、、
・Enough?(十分か?)
・Good Enough?(概ね十分か?)
・Enough Number?(十分な数字は?)
これらのワードを頭に浮かべながら仕事をすることで、「そうだ!これもやっておこう」と、小さなところまで目が届くようになります。
ですが、さっきもお話ししたんですが、ぼくとしてはこの「Enough」というワードを目にするたびに『GOOD ENOUGH』というストリート系ブランドを思い出してしまいます。(ご存じの方、いますか?)
そして、完全に冷え切っていたファッション意欲にも火がついてしまって、ついついネットで最新コレクションを見てしまったり、なんなら実際にショッピングをしてしまったりしちゃいますw
そうなんですよ。
つまり、今回ぼくが言いたいことは「ファッションサイコー!」ということですっ!!
田辺輝恭