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【彼岸と此岸】
暑さ寒さも彼岸まで。
彼岸を調べてみる。
Wikipedia辞典によると、彼岸とは、元々は煩悩を脱した悟りの境地のこと。
煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(シガン)と言う。
それに対して、向う側の岸を「彼岸」(ヒガン)という。
つまり、向こう側への熱き願望なのかもしれませんね。
彼岸=ヒガン=悲願。
向こう側の岸への悲願。
一方、こちらの側の此岸(シガン)を音に返してみる。
此岸=シガン=志願。
きっと、あちらの岸から来た魂は、
志願してこちらの岸へ修行に来ているのかもせれませんね。
彼岸=悲願 と 此岸=志願
音の世界では、同じ。
「悲願」を大辞泉によると、
<ぜひとも成し遂げたいと思う悲壮な願い>
とあることからもわかるように、
向こうの岸から魂成長させる為に此岸へと志願して来た魂は、
本来の戻るべき向こうの岸へどうしても戻ることを成し遂げたい、
悲壮なる願いがあるのかもしれない。
ただただ戻るのではなく、魂成長を成し遂げて戻る悲壮なる願いである。
現実の世界の中にこそ、成長の為の材料が出てくる、
与えられてくるわけで、解決できない課題は現れてこないとの事。
解決できるからこそ、成長を望むからこそ課題があるわけで、
問題を問題にすることに、さほどの意味はないのかもしれない。
問題を問題とすることに「問題」があるのかもしれない。
問題を問題としないところに「問題」はない。
認識の世界だからこそ、問題としない、問題ないとの位置で、
対応することは、心のレベルがはるかに高い。
高見を目指したい魂だからこそ、悲願を持って行きましょう。
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![「アイウエオの秘密」田辺 健](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49337701/profile_ed863fc14f22d7296b66eb7044031127.png?width=600&crop=1:1,smart)