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評価されてなくても届いている作品はある

本日、日美展に行ってきました。展示されるまで、裏打ちした作品を見れないので実際の完成作品を改めて会場でみて新鮮でした。反省点もありましたが。

今日はちょっとした出会いがあって、その中での気づきと嬉しかった話です。

■聞いてはいたけど、本当にファンがいた

今日、会場でお会いした方に「ファンです」と言われて嬉しかったです。私の作品を気に入ってくれてる方がいると、人づてには聞いていたのですが、実際お会いしたのは初めてでした。みてくれた作品について、伝言で質問されたりとかはこれまであったのですが直接感想言われたりするのはちょっと照れました。

嬉しいものの、褒められ慣れてないのでしどろもどろになってしまった気がしてます。

■きっかけは思ってもみない作品だった

その方と少しお話ししたのですが、最初に見て好きになったきっかけは私の思ってもみない作品でした。それがこちらです↓

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これは数年前に金谷美術館で展示した作品で、言われるがままに出して入選のみだったもの。当時タツノオトシゴを飼いたくて飼いたくて仕方なく。。。でも飼育が難しいらしいので諦めたところでした。だから好き勝手に描いたもの。

個人的には雰囲気はだいぶ好きな作品だけど、私の作品の中ではちょっと珍しい感じのものだったし、構図とかも自然な感じではなくポスターちっくにしたので、絵としての評価は「面白いねぇ」って軽く言われるくらいのものでした。

だからこそ、この作品をみて私の作品を好きになって、意識して観てくれている人がいるって思ってなかったのです。覚えてる人がいるなんて、しかもきっかけになっているなんで、夢にも思わなかった。

そんなだから、今日までSNSにもあげたことすらなかった。

■誰かに刺さればそれでいい

Twitterのハッシュタグで「誰かに刺さればそれでいい」っていうのがあります。

「これなんだ」って今日実感しました。話を聞いて「刺さったんだ」ってじわじわきて、それにすごく感動した。

以前、賞に執着しちゃダメって記事を書きました。
賞とか評価も大事だけれど、誰かに刺さるっていうのは本当に嬉しいこと。そういうの大事にしたいって改めて思ったし、さっき紹介した作品はタツノオトシゴを好き勝手に描いたから刺さったのかも知れないなって思います。

■まとめ

真摯に向き合って描いた作品は、知らないところで誰かに届いていることがある。それを胸にこれからも納得いくもの描いていきます。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
素敵な出会いがありますように。
ではまた。

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