繋がるセッションの世界
繋がるセッション
わたしたちが、長年治療を通して感じていることは
1、『体はいつでもあなたを生かそうとしている』
体は、それそのものだけで健康でいられる力があるということ。
体・いのちは、いつでも、最善、最良な方法で 輝こう、生きよう、
生きようとしてくれているのです。
じゃあ…どうしてこんなに辛いの?
と思われるかもしれません。
体がその力を発揮するにはある条件があります。
それは、
『自然さ』。
あなたの、その不調や痛みは、
体に今、不自然さが起こっていますよというサイン。
不自然さを自然に戻し健康になりましょう。というメッセージなのです。
2、『ふれる』ことの奥深さ
ふれる。誰にでもできるとてもシンプルなこと。でも、どんな「質」によってなされるかで引き出されるものは実に千差万別。「ふれる」このシンプルな中にある神秘に僕たちは魅力され、その質をたかめてきました。
そして、与えられる恵みの豊かさを多くのかたに味わってほしいと思っています。そこには有無を言わさない本当に大事な何かがあると感じるからです。。。
3、『ふれる』ことで『つながる』ものの大切さ。
ふれることでつながるもの。
それは、分離していた体の部分と部分。自分への行き詰まり感と快適に変われるという可能性。そして、忙しい日常を過ごしているあなたと本来のあなたなのです。。。
その、僕らが神秘とも語る
ふれる、つながることってなんなんでしょう?
わたしたちは、日常で自然に
誰かを落ち着かせるために、励ますために、背中に触れたりしている。
そして、
誰かに触れられたとき、手のぬくもりで安心したり、
自分のなかでほっとなにかがほどけたりする。
ふれる。ただ、それだけ。でもそんな記憶を思い出しただけでも、
どこか体があたたかくなりさえもする。不思議な力。
実は、このことは、神経科学的にも証明されています。。。
自律神経の中には交感神経、副交感神経の二つがあります。副交感神経は音楽をきいたり呼吸をつかったりしてリラックスすることができますが、、もうひとつの、交感神経は自分以外の誰かに触れられたときにしかリラックスできないのです。
かといって、誰でもどんな風にでもいいかと言われれば…
あの人に触られるとなんか、嫌なんだよね。慰められてて余計ムカついた。なんて経験も。。。
ふれる。その質がたいせつなのです。
そして、その質によってあなたの中の何が引き出されるかが決まるのです。
『誰かに触れられる』『誰かとつながる』。。。このとてもシンプルなことのなかにある、とても深い世界。僕たちは、そこに魅了され、そこから引き出される命の力が引き起こすことは、僕らの予想を遥かに越え、その美しさ賢さに頭を畏敬の念さえ感じてしまうのです。
今、私たちの生活はコロナのことがあり、ネットや映像に触れる時間が否応なく増えています。その他にも町を歩けば、電子看板、電車のなかにも電子掲示板…交感神経がとてつもなーく刺激され続けている状態です。
(寝る前に携帯をみていて、寝付けなくなった。変な時間に食べてそれから胃の調子が悪い。。なんて経験は、どなたにもあるのではないでしょうか?)
自律神経は全身のこの交感神経をリラックスしてリセットすること、調和をとってあげることが現代をいきる私たちにはとても大事なのです。
※自律神経とは。。。消化などの内臓の働き、睡眠などの神経的な働き、運動に関する神経的な働き、精神に関する働き…実に様々な体の全身の機能を調整している神経機能です。
ふれる。 ことで、得られる効果はそれだけにとどまりません。。。
あなたが誰に起こられたとき、ビックリしたとき…
体のどこかが緊張していませんか?
何かを我慢したとき、いらっとしたとき呼吸はどうなっていますか?
私たちは、心理的にストレスがかかったとき、無意識に体を緊張させ、呼吸を詰め、自分を守る。と言うことをしています。
その守るということ事態には問題はないのですが、この緊張パターンが体に記憶されていることが多くあり、それが無意識ににた状況になったときに発動してしまうのです。
そして、体が記憶しているのは体の緊張パターンだけでなく、そのときに感じた感情や思考まで記憶してしまっています。
トラウマ反応が起きるとき、トラウマが興ったことは遠い過去なのに、似たような状況を感じたとき恐怖感が襲ってきてしまうというのは、そういう体の記憶反応なのです。
じゃあ、その緊張を緩められたらどうなるか?
ストレスにあったとき、むやみに過去のパターンを繰り返し、不安を感じてしまうということを手放すことができるのです。無意識に反応していた感情や思考も解放できてきます。
そこで浪費されていたエネルギーはあなたにとどまり、新しく何かを始める、生み出すエネルギーへと変わってくれるのです。
セッションを体験された方々の感想に「心もスッキリした感じがします」ということを書いてくださるかたが多いのは、そういった神経的な理由かもしれません。