【ベイブレード バースト】知る人ぞ知る、紅シュウの「カルボなんとか事件」とは(ああ~~~、オレのカルボなんとか~~~!!)
料理を作ってくれた人には、それ相応の感謝を示す必要がある。
ましてや、「でも、オレは、このカルボなんとかよりナポリタンのほうが好きだけどなーーー!!」などと言ってはならない。
作ってもらったにも関わらず、全く無礼な行為である。 ――田中なも
どうも、こんにちは。田中なもです。
今回は、知る人ぞ知る、ベイブレードバーストの「カルボなんとか事件」を解説します。
一説では、大きいお姉さんたちが歓喜したとか、しないとか……。
1.そもそも、「カルボなんとか事件」とは?
「カルボなんとか事件」とは、四転皇の一角である紅シュウが、主人公の蒼井バルトに「カルボナーラ」を作ってやる、その一連の出来事です。
原作(漫画)とアニメで見ることができ、それぞれ以下の話に収録されています。
原作→3巻 第12話「双翼の防壁、飛竜ワイバーン!!」
アニメ→第5話「死神降臨! 漆黒のデスサイザー!!」
ベイブレードの練習で疲れ、ぶっ倒れていた蒼井バルト。
それを見かねた紅シュウが、バルトを自宅のマンションに招き、なんとカルボナーラを手作り。
一応、シュウもバルトも小学5年生。シュウの両親は仕事で忙しいそうですが、それにしてもオカンスキルが高すぎる。
で、バルトは「うめぇ~~~!!」と食べ始めますが、ここで禁断の一言。
「でも、オレは、このカルボなんとかよりナポリタンのほうが好きだけどなーーー!!」(原作より)
……つまり、人の料理にはケチをつけず、感謝しながら食べましょう。
そう言う事です。
てか、ナポリタンが食べたいなら、作る前に言えよな!
2.原作とアニメの違い、アレコレ
メタルファイトベーブレード(2世代目)でもそうでしたが、ベイブレードのアニメはオリジナル要素が多めです。
なので、原作とアニメを読み比べ、観比べすることが、結構楽しくて面白いのですが……。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6
……私がやるまでもなく、「ピクシブ百科事典」に掲載されていました。
概要の部分にアニメ版の流れが詳しく載っているので、よろしければどうぞ。
一応、この記事内でも、原作とアニメの違いをまとめておきます。
【バルト発見~シュウの自宅まで】
原作→冒頭でいきなり、バルトがしおしおになって倒れている。シュウは「……またか」と呆れながらも、彼を自宅に連れて行く(バルトはよく腹を空かしている)。
アニメ→「打倒・ダイナ(次の対戦相手)」を掲げ、練習をするバルト。シュウは陰から見守っているが、途中で倒れたバルトを見かね、彼を自宅に連れて行く(アニメ版のシュウは、見守りケータイ並みにバルトを見守っている気が……)。
【紅シュウの「カルボなんとか」】
原作→「うめぇ~~~!!」と言いつつも、例の禁断の一言。シュウは「おまえに食わせるパスタはない」と言い放ち、バルトの皿を取り上げる。普通と言えば普通だが、結構な塩対応である。
アニメ→バルト、「うめぇ、うめぇ!!」と言いながら、「また腕を上げたな!!」とコメント。ここら辺は、二人が幼馴染ということもあり、まぁ別に普通の会話。どんだけご馳走になってんだという話ではあるが。
シュウの両親は、彼が「父さんは学会、母さんは研究室」と言うように、相変わらず忙しい様子。原作では、バルトはシュウの家庭状況をあまり知らないっぽいので、アニメの方が親密な感じがする。
バルト、「ふ~ん、そっかぁ~」と言いつつも、「ま、オレはこのカルボなんとかより、ナポリタンのが好きだけどな!!」と(余計な)一言。シュウは怒りをあらわにするも、なんと今度はナポリタンを作る(何でだよ!)。
【その他、2人の会話】
原作→バルトの次の対戦相手は、ワイバーンの使い手である小紫ワキヤ。シュウは「次の相手がアイツとはな……」と言い、2人はワキヤの話をする。
アニメ→シュウが「何であんな無茶な特訓をしてたんだ?」と尋ね、バルトのラッシュシュートが不調に陥ったことが判明。その流れで、次の対戦相手である黒神ダイナの話が出る(アニメ版の方が、原作よりも進みが遅い。原作ではすでに本選に突入しているが、アニメでは予選)。
【小ネタなどなど】
①原作では(ブレーダー用の)グローブをはめたまま調理をしている。ついでに食べるときも外さない。
②原作では腰巻きタイプのエプロンをしているが、アニメでは肩紐タイプのエプロンをしている。
3.「カルボなんとか」、永遠に……!
紅シュウの手作りレシピ、「カルボナーラ」。
この回で終わりのぽっと出料理……かと思いきや……。
なんとアイガ編(超ゼツ)にて、墨江フブキというシュウのファン……げふんげふん、シュウの弟子的存在のブレーダーが、かの「カルボなんとか」の会得に成功。
こうして、シュウの「カルボなんとか」は、永遠に受け継がれていくのであった……。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?