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94 寒天と京都丹波の話

亀岡では、昭和40年代まで生産されていた天然製法の寒天。降雪が少なく、しっかり冷えるという気候が向いていたようだ
ただ、天然寒天の製造は、気候に左右され、厳しい寒さの中での重労働であることや、工業寒天の生産増や人手不足などの要因により、関西で唯一の生産地だったが
残念ながら今は継続されていない

当時の寒天干しは
亀岡の風物詩

伝統を守ることは難しい

安くて便利

これに勝つには
どの分野も悩まされる

解決策は
きっとそのものの前後が大切
な気がする

音楽聞く時
音だけを楽しむだけの人には
安くて便利には勝てない
俗に言う
聞けたらいい

レコ棚から出して
円盤を眺め曲目を探し
針を落とす
チリチリノイズから
独特な音に包み込まれる
仕事終わりや休日に
たまらない

音を楽しむって
人それぞれ

人によっては考えられないほど
めんどくさいこと

ここに解決策がある気がする

コーヒー、漫画、古着しかり
全て共通

好きとはめんどくさいことを
楽しめること
ともいえる

先日移住者さんの交流会に参加した

田舎に引っ越して不便は感じませんか?

主催者さんが質問された

感じない 

キッパリ答えられた

同じ事だと思う

人間が作れないものに魅力を感じることができれば、田舎の魅力は MAX

人間は葉っぱ一枚作れない

移住者あるあるで、地元民から見ると
移住者の方がパワフルで地域の魅力を楽しんでいる

よく聞く話だが
その理由はきっと
👆の話しの積み重ねの差
な気がする

閑話休題

冬の厳しい冷え込みの中、細寒天をつくる工程の記録を、丹念に撮影された映像と解説により詳しく知ることができる映像を発見した
山に立ち込める霧、寒天が白く凍てる様子に
亀岡の自然の美しさを感じます。

霧といえばロンドンか亀岡
職人のかっこよさが詰まった最高の動画です
今を生かす為に過去を見とかないと

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