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【第13弾】「真・流動人口」なるものを提唱したい

一カ月ペースくらいで更新するのが定着してきたたむとろ。

今回は何を言い出すかというと、最近思っていることを書こうと思う。


はじめに

人口減少社会に関係人口ってのが大事だってよく聞く。否定はしない。定住移住政策を多くの自治体が行っている。それはいいことだ、ぜひ頑張ってくれ。

しかし、自治体の言うそれはまるで定住を前提とした段階の途中にあるのが関係人口だ(交流人口→関係人口→定住みたいな)

関係人口ってもっと自由度高くていいものだろう。そんなことを思っていた。


流動人口

俺は関わる人も大事だと思う。だけど、流れていろんな人が持続して入ってくるのって重要なんじゃないか、面白いんじゃないかって思ってる。それが流動人口だ。

そもそも「流動人口」ってもうあるかなって思ってググった。

「流動人口」は、通勤、通学、出張、旅行などで住んでいない別の場所を、住んでいる場所から一時的に訪れている、移動する人口を表します。
https://madore.glbs.jp/glossary/glossary_ra_fluidpopulation.html

だそうだ。え、これって夜間人口とか昼間人口って呼ばれる人たちで計れるんじゃないの?どっちかっていうと流出人口の表現の方がいいんじゃないか?←でもそれだと人口流出とややこしいのか。

でも、「流動」の意味って、

流動
流れ動くこと。また、移り変わること。
https://kotobank.jp/word/%E6%B5%81%E5%8B%95-658876

だそうだ。うん、やっぱり俺が提唱したい「流動人口」って言い回しは合ってる気がする。


なんで流動人口?

①移住って重くない?って言っておられる方がいた。その方は「転職する気持ちでここに来た。だからここに居続ける気はない。移住ではなく転職だ」とおっしゃっていた。

なるほど。よく地方へ移住した方が記事に出ていたり、報道に取り上げられていたりする。それもいい。でも何か所へも、何回も移住した人ってそんなに聞かない。なんだか移住って1回して、そこに根を下ろすみたいな風潮がないだろうか。

②「企業の寿命」を「個人の就業寿命」が上回っているという記事が検索したらたくさん出てくる。

少し前から言われ始めたことだが、終身雇用が崩壊しようとしているし、転職ももはや当たり前になり始めている。副業だって解禁され始めたし、複業を始めている人だって珍しくはない。

そんな時代に、住む場所って一回しか変えないの?もっと変えない?

③コロナのオンライン化に伴ってテレワークが結構当たり前になりつつある。菅官房長官の口から「ワーケーション」が出て、話題になったりしている。テレワークはじめ、サテライトオフィスとか、ワーケーションとか、そんなことはできるわけでしょ。

このワーケーションって元々はwork+vacationなんだけど、work+co-creationだと定義している人たちに会った。要は地域性を入れないですかってことだ。その行った先の地域のためになることをして、地域性を上手くかけ合わせていこうよと。(ちょっとこの辺はまだ詳しくないので曖昧)

→松江が面白い取り組みをしているのでシェアhttps://www.workat.co.jp/service


じゃあ流動人口ってどうやるの?どんなの?

①これは完全に妄想なんだけど、地域おこし協力隊のブランディングしないですか?

Teach For Americaって団体がある。教員免許がない人を二年間教師として学校現場に送り込むことで教師じゃない人が学校に入り、現場から教育業界を変えていこうとする取り組みだ。この団体のすごい所は二年間の教員(フェローという)を新卒のキャリアとして最高のものにしたことだ。TFAでフェローをするとセカンドキャリアで優位になれるのだ。そのため、文系新卒の就職希望先で1位になったこともある。

地域おこし協力隊をこんな風にしません?

地域おこし協力隊って、(実際データ持ってないから体感だけど)その地域外出身の人、つまりIターン者が多いと思う。実際「地域創生」とか、「町おこし」がしたいって人って自分の街のことってよりは、「地域創生」ってことに興味がある感じ(学生のうちは)である。逆に地元のために何かしたいって人は公務員になることが多い。地域おこし協力隊って県外の方が多いけど、けど一生懸命やるのは、その地域のことが好きだから、好きになったからだったりするわけで。でも定住を前提でやってるのって負担じゃないですか?それで人が集まらないんだったらやり方変えたらどうかって思うんです。(協力隊激戦区と、激渋区があるってのはよく聞く話/まあそれは自治体がどの程度自由度を上げているかとか、別問題もあるんだろうけど)

人の取り合いして何の意味があるんだってかねてから思っていた。だったら人が継続的に来て地域おこし協力隊をして街を盛り上げてくれた方がいい。その中で定住したい人はすればいいじゃないでしょうか?

(なお、私はただの学生なのでエビデンスは伴なっておらず、私もこの妄想をすぐに始められるとも思ってはいないし、モデルとしては面白いと思うのだけど、考えきれていないことも確かなので、批判等は受け付けます)

②次に、これは現実的なものなんだけど、

Living Anywhereってのを最近知った→https://livinganywhere.org/

さらに各地にLiving Anywhere Commonsという拠点もあるらしい。

その拠点を月定額払うことで使用できるという。ADDressみたいなサービスである。

これ超いいと思うんですよ!これを使えるような生き方をしたい!!

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