【第29弾】親の心子知らず
ここ一カ月くらい考えていることがあった
家族には
「やりたいこと」とか「自分の想い」
を話すことができない
それ以外の人には”何でも”話すことができる。文字通り”何でも”である。
なぜ家族にだけは話せないのだろうか?
仮説1
誰でも友達だと思っているし、誰でも大好きだけど(その話はこちら)
ある種、”全員他人”だと思っているから
家族だけは”絶対的なもの”であり、特殊なもの⇔切っても切り離せない
仮説2
家庭環境が良かったから、大切にされすぎた故に、「いい子でいなきゃ」という感覚があり、関係を壊すことが怖く、肝心な話ができないのではないか
どちらもあり得るし、どちらの要素も持っている気がする。
そんなことを1カ月くらい考えていた。
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父との電話
現在行っているインターンで文字起こしの仕事をしながら、父からくるLINEを返していた10/14の夜のこと。
私が近況について何も言わないから、報告とかしないから、気になって聞いてくるのだろう。それだけのことなのに、何も言わない私が悪いのに、私は正直父のLINEがうっとおしいと思っていた時期があった。
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先月、有志の交流会で言われてハッとしたこと ↓↓↓
まったくもってその通りである。
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ふと父がLINEで送ってくれた
という言葉に胸が苦しくなった。
思わず父に電話し、震える声で下のようなことを伝えた。
父は対したことはないというトーンで肯定してくれた。
とのことだった。
なーんだ、そんなことだったのかと思う一方で、そういうスタンスでいてくれることのありがたさ、やりやすさに感謝しかない。
すげえ人だ。親ってすげえ。
私の気持ちはスッキリした。声を震わせつつもちゃんと言えたし、父が思っていること、私のことをどう思ってくれているのかが知れてよかった。
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母との電話
続いて、10月15日に母とも電話した。
母はあまり私の近況を聞いてくることもなかったし、そもそも母とはかなり自分の活動について話をしている。
ただ、「やりたいこと」や「想い」みたいな話をしたことは、父同様なかった。
私の電話での告白に、母は、
と言ってくれた。
さすがは私と同じくらいフレックスに生きている母だ。
今回は声こそ震えなかったものの、心は温まる。ありがたい。うれしい。
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相談してみれば、わかっていたような、対したことの無いような話ではあるのだけど、それでも心につっかえていたものは無くなった。
親にしてみれば何当たり前のこと言ってんだってくらいらしい。
私が勝手に親を勘違いしていた。私の親はすごい親だったことを知っていたはずなのに、それを知らないふりして勝手に歯向かっていただけ。
親は普通のレールを歩んでいない私のことを理解してくれないと心のどこかで思っていたのかもしれない。
しかし、そんな心配は杞憂だったのだ。
親の心子知らず
とは、よく言ったものだ。
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