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【第10回】コロナになってからオンラインイベントに100以上参加した大学生から見たオンラインイベント

なんだか記事としてFacebookで回ってきそうなタイトルを付けたが、たむとろ久しぶりに更新である。

最近Facebookにも長文を投稿せず、あれほど書いていた読書ブログも止まってしまっている今日この頃だが、何をしていたかと言えば、パソコンとにらめっこの毎日である。(下書きが長期にわたったので、これを書いている間に一度読書ブログも書いたのだが)


タイトルにあるとおりであるが、このコロナ期間(4月15日〜5月末)でイベントに100以上参加している

今年は実践の年にしようと、いろいろやろうと思っていた矢先にこれである。仕方ない、また学びなおそうということでオンラインイベントに参加する毎日である。


イベントに参加するに至って

昨年東京に行ったつながりから知っている団体の多さ、岡山と島根を始めお世話になった地域で会った方々のイベントにお邪魔させていただいている毎日である。つながりの多さと、それに伴う大量のイベント。

大学の授業オンライン化に伴って早めにWi-Fiも整備した。大学講義はほぼオンデマンドで、時間を創ることもできる。完璧な環境だ。

コロナで多くのイベントがオンライン化している。それに伴って講師の交通費や会場費がいらないことから、イベントのコストは下がっている。参加するだけならほとんど無料〜500円くらいなものである。参加者にとってもうれしいことだ。


オンラインイベントの種類

・双方向性(つまり対話やディスカッションを主とするもの)

参加者同士がしゃべることをメインとしたイベント。最初とテーマや目的などを明確にしたうえで、ブレイクアウトセッションを使い、各ルームで話をするタイプ。最後のクロージングは皆でやる。

・一方向の講義型

パネルディスカッション形式や、ゲストが順番に話をするもの、話した後質問を受け付ける内容など。ミーティング型とウェビナー型がある。録画してアーカイブを公開することもある。

・講義型とブレイクアウトセッションを合わせたもの

これが一番多い気がする。最初にアイスブレイクとしてブレイクアウトセッション。講師とかゲストの話を聞いた後、テーマについてなど、参加者同士で話し合う機会が設けられている。質問やブレイクアウトをしないけれどもアーカイブを見られることも。

・ワークショップ形式

少ないがいくつかやったことがある。紙とペンだけでできることで、個人作業レベルであれば可能。または講座形式のWSも。


オンラインイベントの良さ

「時間の越境と空間の越境」と私は呼んでいる。

時間の越境と言うのは、会場に行くまでの時間が無くなるということ。または録画が残るもの、これで参加できる場合私は常にこちらを選択する。いつでも見られるし、早送り・巻き戻し・停止ができる。オンデマンドの授業との兼ね合いがしやすいので、時間を有効活用できる。

空間の越境と言うのは予想がつくと思うが、どこにいても参加できるということ。日本全国、海外までも、色々な方とお会いしてきた。

他にも主催者側としてはコスト安い。会場費もいらないし、講師の方への交通費とか、コストはあらゆる面で安くなりそうである。

緩さと堅さもありそうだな。オンラインイベントって顔出さなくてもいいからすごくいいという方、オンラインだと人見知りしないという方、人混みが苦手だという方にとっては(もちろんそうでない方もいらっしゃることはわかっている)いい環境だろう。フラットだから喋りやすいということもよく言われる。ただ一方で、わざわざアクセスしないと参加できないクローズドな場であるし、慣れるまでは難しいという一面もある。これはいいことなのだが、わざわざアクセスしてくるということは、それなりに目的意識を持っているということである。まあイベントってそういうものが多い気がするが。


イベントのミライ

オンラインとオフラインの融合なんてよく言われるが、そうなって行けばいいなとは思う。情報にリーチできる私としては今後ともオンラインイベントを続けてくれるとありがたい。オンラインは地方格差を解消するのに適したツールである。

「オフラインが大切」だとよく言われているし、それを否定する気はない。だが、これまで私が行っていたイベントはほとんどオンラインで開催できるんだよな。もちろん主催者がそうするメリットがどれだけあると思っているかはわからないのであるし、思っているのは私だけかもしれない。

オンラインイベントに何が必要かと言われれば、というか、何のイベントならオンラインでできるかと言うと、見る・聞く・話すというオンライン機器で共有できるものに関してはすべてオンラインでできると思う。ブレイクアウトセッションが使いにくいという人もいるし、声が被ることも多々あるのだが、それはリアルでも同じだろうし、リアルで話すことが必要なイベントは対話と言うか、順番にしか話さないものばかりであろう。ディスカッションとか。だからオンラインネイティブの私にとってはオンラインイベントで十分ということになる。

一方で、見るに関しては、画面に収まりきるものに限るだろうな。オンラインツアーなど最近はやっているが、あくまでその場しのぎにしかならないだろうし、それで満足するとは思えないし。まああれは目的が違うんだろうけどさ。

五感をフルに使うものはオンラインじゃ無理だよな。旅とかそうだろうし、ライブに高い金を払う人も(という言い方すると怒られるかもしれないが)曲を聴くことだけを目的にしているわけではないのだろう。体験することに関してはオンラインじゃ無理だろうと思っている。そういうものはオフラインでやるんやろな。

最近はマーケティングと言うか、広告ということにオンラインイベントを活用する人もいるそうだ。確かに、SNSがはびこったこの時代なら広報が個人でできる時代であろう。zoomのユーザーはコロナで1000万→2億に増えたと聞いたこともある。


最後に

なぜこんな投稿をしようと思ったか、それのきっかけもイベントなのである。イベントについて考えるイベントがあった。そこで思った。今やっているオンラインイベントとか、これまで参加したイベントのほとんどがオンラインで構わないな。

もちろん人によるところがあるだろうし、私の持論を書いたに過ぎない。なので鵜呑みにしないでもらいたい。オンラインイベントもいい部分だけではないし、全イベントをオンラインにすべきだとも思わない。なんなら私もオフラインの方が好きである。

しかし、せっかくの機会であるので、今できることをとひたすらイベントに参加している。誤解しないでいただきたいのだが、数行けばいいわけではない。質も大事だ。input過多にならないよう、アウトプットも相当している。これを人に強制する気はない。

だが、せっかくの機会なので、ぜひ時間を見つけて自分について考えたり、学んだりする機会にしたらいいのではないかと思っているが。

イベントということに関してはこれまで多く行ってきたし、色々な繋がりがあり、情報を多く持っている。できることは協力したいと思っている。それが私にできることだから。


あと、タイトルはなんとなく。こういうのに憧れあるじゃん(笑)

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