見出し画像

限界公務員ワーママはISTJ

職場の後輩Aくんから「おすしさん、MBTI診断って知ってます?」と言われた。

Aくんは30代前半、SnowMan世代の好青年だ。性格もよく、仕事もできる。

なんだそれは、SDGsとかLGBTQの仲間か?という顔をしてると
「性格診断みたいなやつです。おすしさんもやってみてくださいよ!僕たちの世代はみんなやってますよ!」と爽やかに言われた。


あゝ、こちらは30代という同じ枠組みに入ってるという若い気持ちでいたのに、彼の中では違う世代として明確に区分されていたのね。

ほんの少し、悲しい気持ちを抱えつつ、
30代後半、毛利小五郎世代のわたしも、MBTI診断やってみた。

いくつかの質問に答え、診断していく。

結果は、ISTJ(管理者)。
現実的かつファクト重視の気質、とな。

ほうほうほう、なんか、あたってる。
ただ、診断結果が全てアルファベット4文字なので、全く覚えられない。
A君も「僕はなんちゃらかんちゃらです」って言ってたけど、なんかもうわかんない。


しかし、こういう性格診断って楽しい。
流行る理由がわかる。


私にとっての憧れの診断はハンターハンターの水見式念能力診断だ。

水見式とは、ハンターハンターに出てくる念能力の系統の診断方法である。
グラスにたっぷりの水を入れて、その上に葉っぱを浮かべて「練」を行い、その時の水や葉っぱの変化で自分のオーラがどのタイプに属するか判断する。
主人公のゴンは強化系(水が増える)、私の最推しのキルアは変化系(水の味が変わる)である。

ヒソカ(変化系)が独断と偏見で行うオーラ別性格分析はMBT Iに匹敵する的中率ではないだろうか。

冨樫義博「ハンター×ハンター」第7巻 集英社 1999年 より


ハンターハンター読者はみんな一度は、水を入れたコップに、手をあてたことありますよね?
(え、ないですか?)

手をあてたコップの水を舐めてみて、「甘く、、なってないな」と呟いたこと、ありますよね?
(え、ないですか?)

やっぱキルアとかヒソカと一緒の変化系がカッコイイな、いやクラピカとかネフェルピトーのような特質系も超いいな。と憧れたこと、ありますよね。
(え、ないですか?)

今度A君に会ったら「ねぇ、知ってる?私たち世代はみんな、水の入ったコップに葉っぱを浮かべて性格診断するんだよ!」と伝えてみたい。


いいなと思ったら応援しよう!