限界公務員ワーママ転職活動をする③内定編
↓前回はこちら。転職活動に疲れ、一旦休憩することにした私↓
とりあえず休憩ということで、「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」方式をやめた。
その上で、転職サイトは一応チラチラ見ながら「ビビビっとくる企業だけ応募しよう」と心に決めた。
そんな中、エージェント経由ではなく、転職サイト(確かマイナビとかそんな感じ)で、ビビビとくる企業を見つけた。
夫に反対されると自分の気持ちがブレてしまうと思い、こっそり応募した。
夫には「転職活動辞めた」と報告し、出勤するふりをして家をでて、有休とってスーツに着替えて面接に行っていた。
選考はトントン拍子に進み、なんと内定をいただけた。
総括すると、
(休憩しつつ)活動期間約3ヶ月
15社応募、3社書類通過、1社内定である。
なんせ五重苦で、全然仕事できないので、箸にも棒にもかからないと思っていた。意外にも、大健闘だ。
内定をいただけたものの、その後、悩みに悩んだ。
・メリット
仕事内容は興味があって楽しそう。
残業はほぼなしとのこと。
・デメリット
実働時間が現職より15分長く、始業も遅いため、帰宅が遅くなる。
通勤時間が15分ほど長くなる。
リモートワークなし。
給料、まあまあ減。
有給休暇日数、かなり減。
現職をずっと辞めたいと思ってきたものの、メリットデメリットを並べると、デメリットが多い。
ワーママで働き続けるためには、労働条件や労働環境をどうしても重視してしまう。
悩みに悩んで悩みまくった結果、内定辞退することにした。
そして、ここまでやりきって決断したことで、スッパリ今度こそ本当に転職活動をやめることにした。
新しい環境に飛び込めるほど気持ちが強くないし、なんのスキルも能力もない私にとっては今の労働条件は恵まれているという気付きになった。
内定をくださった企業には選考にお時間をいただいて申し訳ない気持ちだが、現職でとりあえず頑張ってみよう、と決意ができて、なんだかモヤモヤが晴れて、前向きになれた。
何か本で読んだのだが、「悩むくらいなら、転職活動してみる。決まってから悩めばいい」と。
本当にその通り。
結果として、環境は何も変わっていないのですが、転職活動してみてよかった。
その後、現職で部署異動があり、残業時間が激減。
私が安定することで、子どもたちも精神的に安定してきた。
わたしも、noteを書いたり、好きなアイドルのライブに行ったりできる時間的余裕を取り戻した。
組織で働くことが壊滅的に向いてないので、辞めたい気持ちは今でも定期的におそってくる。
「あの時内定をいただいた企業に行っていたらどうだったんだろう」とも、思ってしまう時もある。
ただ、松田聖子のビビビ婚もすぐ離婚していたし、ビビビ就職も長く続いていたかは、わからない。
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長くなってしまった転職活動編は今回で終わりです。
読んでくださってありがとうございました。