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ガレージバンドで世界へ/Tamuraryoインタビュー(前編)

2020年6月3日、ニューEP「No Word」をリリースしたアーティストのTamuraryo。リリース後、70ヶ国以上で再生されるなど、世界中で大きな反響を呼んでいる。月明かり、空き地の雑草、カセットテープ...。 日常の何気ないモチーフも、彼に掛かるとメロウでディープなサウンドに様変わりする。うっとり夢見心地、それでいて、肌に触れるようなざらざらした質感。そんなTamuraryoの楽曲はどのようにして生み出されているのか? 今回のニューEP「No Word」制作の背景に迫

    • ガチでエグいLive動画5選

      Youtube以降、DVDプレスの必要が無くなったこともあり、世にあるライブパフォーマスの映像は一気に増加しました。 その中で、私がガチで凄いと思うLiveパフォーマンス動画を置いておきます。 James Blake | NPR MUSIC FRONT ROWエグすぎて、10年前に初めて見た時はちょっとショックで落ち込みました。凄すぎ。特に最初の2曲 ASGEIR Stardust Acoustic LIVE @J-WAVE BARあまりにも美しい。萩尾望都を読んだあと

      • 弾き語りの隠れた名曲7選-by Tamuraryo

        この度HOLIDAY!RECORDさんにて、私の弾き語り曲を集めたEP"the Glue EP"が発売となりました。買ってください(笑)。 それを記念して、あまり有名でない弾き語りの名曲を7つ紹介して行こうと思います。音楽好きなら、聴いて損はないと思います。ということで早速行ってみましょう。 Maggie Rigby-Best Love in the Universe  オーストラリアのSSWです。半端ないです。始まって1分くらいではぁ?ってなります。凄過ぎて。 Ja

        • アルゴリズムのオモチャにされる世界で/「Selected Instrumental Works 2020-2024」発売記念インタビュー

          2024年4月17日、Tamuraryoの3作目となるアルバム「Selected Instrumental Works 2020-2024」がリリースされた。リリース後、わずか1ヶ月で再生回数が10万回を超えるなど好調な勢いを見せている中、今年で活動5年目を迎えるTamuraryo氏に、今回のリリースの制作秘話を伺った。(Interview:Sabu、Beesun) 深夜から夜明けまでをイメージしたアルバムーーニューアルバムのリリース、おめでとうございます。 ありがとうご

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        ガレージバンドで世界へ/Tamuraryoインタビュー(前編)

          【DEEONEインタビュー】酒とラップに溺れる日々が作り出した、魂のアルバム

          Salmon Sperm Sparxのラッパーとして阿佐ヶ谷を中心にライブ活動を展開してきたMC DEEONEが、インストバンドKAWAI JAZZ、シンガーのTamuraryoらとともに新たなプロジェクトを立ち上げた。その名も「TDKJ」。2020年より楽曲制作を開始し、2022年3月23日にフルアルバム「TDKJ」を発売した(配信リンク)。日本では珍しい生音ヒップホップの傑作アルバムは、一体どのように作られたのか?その舞台裏に迫る......(Interviewer: S

          【DEEONEインタビュー】酒とラップに溺れる日々が作り出した、魂のアルバム

          キーワードは「無修正」?製作裏話-Tamuraryo/Tokyo State of Mindインタビュー【後編】

          ーーここからはインタビュアー変わりまして、Tamuraryoの友人横山がお気楽な感じでお伺いします(笑)。宜しくお願いします。 宜しくお願いしまーす。引き受けてくれてありがとうね。 キーワードは「無修正」?間違いだらけのレコーディングーーでは早速。聞いてる方たちはやっぱり制作の裏話みたいなのに興味あると思うんです。何かちょっとした裏話みたいなのがあったら教えていただけませんか?なるべく面白そうなやつ(笑)。 裏話?前編のレコーディング場所みたいな? ーーそういうのでも

          キーワードは「無修正」?製作裏話-Tamuraryo/Tokyo State of Mindインタビュー【後編】

          ヒップホップとロックの融合-Tamuraryo/Tokyo State of Mindインタビュー【前編】

          2021年7月14日、Tamuraryoの新作「Tokyo State of Mind」がリリースされた。メロウでうっとりするような歌声、控えめに鳴らされるギター、ゆったりと心地良いビート...レイドバックした音に乗せて東京での生活を歌った作品だ。今回は「ヒップホップとロックを融合する」新たな試みに取り組んだというTamuraryo。新作「Tokyo State of Mind」について聴き所や制作背景を聞いた。 (Interviewer: SABU) 【プロフィール】 T

          ヒップホップとロックの融合-Tamuraryo/Tokyo State of Mindインタビュー【前編】

          雰囲気とバイタリティが合わない

          自分がバイタリティのあるタイプだと気づいたのは、ここ2年くらいの事だ。普段の自分は何をするにも億劫な引きこもりタイプなので、最近周りの人から「これだけ私生活も仕事も音楽もアレコレやってて、寧ろバイタリティの塊だろ」と言われて初めて、ああそうかもなと思った。雰囲気的にバイタリティがあるように見えない事もあり、自分でも気づかなかった。 音楽を演奏するくらいまではギリ普通の範囲かもしれないが、作品を作って発表している人たちは、平均的な尺度で見るとバイタリティに溢れているのだ。確か

          雰囲気とバイタリティが合わない

          嬉しさと怖さと、ほっとした気持ち

          2019年以来、約1年半ぶりのボーカル作品"Horoscope feat. Vivien Yap"を発表した。シンガポールの天才SSW、Vivien Yapさんとのコラボ作品だ。自分の作品を出しているレーベルFabtoneが以前日本盤を出していた大好きなアーティストで、コラボのOKが出た時はすごく嬉しかった。とても良い作品が出来て嬉しい。 --- 実はこの曲の演奏はボーカル含め昨年の6月に録り終わっていたのだけれど、結局リリースまで9ヶ月も掛かってしまった。理由は単純で、

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          音楽との付き合い

          自分は会社員をしながら音楽をやっているので、創作の自由度が高い。作っても良いし、作らなくても良い。聴かれるための音楽をやっても良いし、自分のための音楽をやっても良い。 そういう生活をしていると、音楽は「付き合う」ものになる。外的な要因ではなく内的な衝動で求め・触れ合う閉じた関係は、好きな人と付き合う感覚にとても似ている。 --- 初恋の相手と結婚する人は少ない。別れて違う人と付き合ったり、誰とも付き合わなかったり、結局ヨリを戻したりする。 音楽との付き合いも同じで、自

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          目が悪くなった

          近視になった。スマホ/ディスプレイの見過ぎだと思う。今まで1.5くらいだったんだけど、0.5くらいになった。 メガネはまだ買ってない。 人間がディスプレイを見続ける生活になる前は、20歳頃まで視力が良かった人はその後ずっと良い傾向にあったらしい。最近はディスプレイの見過ぎで、目が良くても変形して視力低下する人が増えてるとのこと。 多分メガネがないと不便と感じるまで、メガネは買わないと思う。コンタクトも怖いし買わないと思う。老化ってこんな感じなのかな。 --- 去年の春

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          ガレージバンドで世界へ/Tamuraryoインタビュー(後編)

          2020年6月3日、ニューEP「No Word」をリリースしたアーティストのTamuraryo。リリース後、Spotifyでは70ヶ国以上で再生されるなど、世界中で大きな反響を呼んでいる。月明かり、空き地の雑草、カセットテープ...。 日常の何気ないモチーフも、彼に掛かるとメロウでディープなサウンドに様変わりする。うっとり夢見心地、それでいて、肌に触れるようなざらざらした質感。そんなTamuraryoの楽曲はどのようにして生み出されているのか? 今回のニューEP「No Wor

          ガレージバンドで世界へ/Tamuraryoインタビュー(後編)