(5)通勤時間が爆長くなったので毎日本を一冊ずつ読むことにした
通勤で読んだ本の記録。一ヶ月が経ち、ついに20冊目に突入。我が家にも10万円が給付されたのでさっさとkindle oasisを買うべきなのだが、でかい買い物をするのが億劫で気が乗らない。不要となるkindle paperwhiteを処分するのが億劫で……。 誰かkindle paperwhiteいりませんか? 画面が一部おかしいんですけど、普通に使えますから……。(知り合いの方、本当に連絡くださったら考えるので教えてください。)
→kindle paperwhiteの貰い手、見つかりました!ありがとうございます!これで心置きなくoasis買えます!(19:08追記)
20. 性愛の中国史
職場の新卒に薦められて読んだ。とても面白かった!! さすが中国と言うべきか、いろんな生愛にまつわるエピソードが故事成語になっていたりしてウケる。漢字の成り立ちに「女」が含まれる言葉と「男」が含まれる言葉があり、それが後々漢詩の分析に役立つとか面白すぎる。「淫(みだら)」が初めは女偏だったというのもびっくりした。でもだからといって女から氵に変更するのどうなの!?(笑っている) あと性愛の中国史といえば、宦官と纏足だよね。古代から19世紀あたりのことまで読めて本当に面白かったです!!!
21. 犬として育てられた少年 子どもの脳とトラウマ
読むものに困ったとき、トラウマとか虐待とかいうテーマのものを選びがち。読んでいる量がまあまああるので既知のことが多く、読みやすいんだよね。というわけで完全に虐待ものだと思って開いたけど、タイトルの話は実はあんまり虐待ではなかった。一番衝撃を受けたのは無知のためにネグレクトしてしまった親の話。お兄ちゃんと弟がいる家庭で、弟が泣くと、親はお兄ちゃんを連れて出かけていくようにしていたと。のちのちお兄ちゃんは人格的に問題なく育ったが、弟は愛着障害となって犯罪者になったという……。毎回こういうのを読んでいて思うけど、こういう話題は親"側"の人が読んだら強迫的になりすぎてキツいだろうな。わたしも完全に子ども"側"だと思って読んでいるし。読んでいるときに、「こういう話を読んでいると"癒される"が、そういう風に思ってはいけないのかもしれないな……」などと考えていた。
22. 七三一部隊 生物兵器犯罪の真実
731部隊、詳細な隊員情報や組織機構が判明 70年前の公文書を新発見 | 京都新聞
他にもいろいろと用意していた本はあったのだけど、このニュースを見て、「今日はこれだ!!!」と思って即買って読んだ。kindle最高。母が731部隊にハマっていたことがあって、すごくたくさん話を聞かされて育ったのだけど、こういう本を読んだのは中学生くらいぶり?だったかもしれない。(もしかすると中学生の時に買って読んだのもこの本かも。)めちゃくちゃ『海と毒薬』読みたくなった。遠藤周作、読んでるとヘコむけど……。そういえば『海と毒薬』を読んだのも中学生のときだったな……。
23. 〆切本
カル〜〜い本しか読みたくねぇと思って、図書館から借りてきた『〆切本』を。な〜〜んも考えずに読めるところが本当にいい。(褒めています。)期せずして近現代文学を総ざらいという感じになるのが面白かった。しかしこうして見ていると村上春樹の〆切には普通に間に合わせるというスタンスは才能だなと思う。
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