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手芸の材料・資材
その日使う材料や資材を、作業台の上に出してひとまとめにしていると…
紙箱や引き出し、ジップ式の袋などがどんどこ積み重なっていって、あれよあれよという間に険しい山脈のような風景になります。。
手芸のあるある話ですね。
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・私は口金やファスナー類は紙箱で整理収納しているので、箱ごと作業台に置いて使うものを選び出すので、それで箱が1つ。
・動物の目として使ったりするボタン類は、大体の色と素材ごとに蓋付きの瓶にまとめているので、使う色の瓶を2つ3つ。
・髭 兼 ひも の役割で使うワックスコードは小振なクリアケースの引き出しに入れているので、その引き出しごとテーブルに。
私も、一種類のものを10点など、制作する流れの最初にいつもそんな具合になります(笑)
紙箱や引き出しが積み重なる中、肘か手かが当たってしまったら最後!
選んだ材料を分け入れていたカゴごと床に落としてしまったりして、
『わ〜💦これどこから片付けよぅ…』となります(笑)
生地の裁断でも、色々な柄の生地で小物を制作しているので、何種類も表地・裏地それぞれの組み合わせで次々に生地が積み上がっていきます。
それに併せて使うミシン糸の色を選んで。。。
実際にミシンで縫いはじめるのは、この後3行程挟んだ後なので、とりあえず材料をカゴにひとまとめにできた頃と、ミシン縫いの直前に大体ポツポツ休憩を入れながら進めています(笑)
整理と片付け
tam treeの制作の場合、シルエットがユニークなアイテムでは色々な柄や素材の生地を使用して、ポーチやバッグ、ブローチ、エプロンなどなど、、これまた色々なものに仕立てているので、とてもたくさんの種類の材料や資材を持ち合わせています。
それなので、自分がわかりやすいように紙箱や引き出しの棚などで整理しています。
必然的に、その紙箱などの数もたくさんあります。
糸もたくさんの色が必要なので、大きな糸棚を自分でDIYして収納しています。
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『じゃあ、、、手芸ってある程度のスペースがないとできないの?』
『みんなそんなに幅広く材料を持ち合わせているの?』
ということになりそうですが、みんながみんなそういうわけでもないのです。
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作るものの種類とタイプによって、材料はさまざま。
なんでもかんでも気になる材料を手元に置いておくことは手芸活動にとって重要ではないのです。
どんなものづくりをするかによって、どんなタイプのものが好みなのかによって、人によってはとてもとてもシンプルな材料を揃えておくことで充分な方もいらっしゃいます。
例えば、特定の生地で、定番としている形のものづくりをされる方など。
必然的に、生地の種類は限られてきますし、色味や作るものの種類もお好みや定番デザインを持っている方は、糸の色も生地と同じように厳選できるので、長めの巻糸や生地も反物でまとめて購入できるメリットもあります。
何種類かのポーチやバッグ、お洋服など気に入っているデザインがあったり、ご自身で定番デザインを展開されている方などは、作るものが決まっている分、それに使用するファスナーやボタン、芯なども決まった種類のものを持ち合わせていられたら、いつでも制作できるのです。
そういった場合は特定の材料や資材で進められるので、それぞれの量は多めにストックすることになるとしても、全体的に色味や材料のごっちゃり感は控えめになります。
tam treeの場合は、シルエットがユニークな布小物のレパートリーが多いので、そちらの制作には材料もあれこれと揃えていますが、
シンプルな生活アイテムとして展開しているエプロンドレスや小豆カイロなどの制作では、定番のデザインなので材料も特定のものに厳選しているので、とても統一感があって材料の数も種類もシンプルです。
と。。
私自身はどちらのタイプもtam treeとして展開しているので、ダブルパンチで材料の山に囲まれています。
それなので、常に材料を整理して決めた場所に片付けてよく使う材料の残数も大体把握しておくことで、材料や資材の山を自分なりに管理しています。
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手芸にはアトリエが必要?
ご自分のものづくりに必要な材料や資材をまとめて置けるスペースさえあれば、特にtam treeのアイテムのような小物作りが中心の方などは、リビングのテーブルなどでも手芸を楽しむことができます♪
その場合、階段下や階段上収納のスペースのように自分自身は入れないけど物は入れられるようなスペースや、お部屋の一角に材料専用にした棚を置くなど、自分に必要な材料を1箇所にまとめておける場所を探されることがおすすめです。
そのスペースの中に、材料を持ち出せる空のカゴを用意しておくと、作業をする時にとても便利です♪
また、お仕事として手芸に携わる場合には、材料をそばに置いて必要な機材に囲まれて作業ができる場があるかないかということが作業の効率に大きく関わってくるので、専用のスペースがあれば幸いだと思います。
作業が途中でもそのままにしておけるスペースを作れるか、今は難しいか、というふうに私自身は考えてきました。
今現在はリビングに面した一室をアトリエにしています。
どんなものをつくる?
それには何が必要??
ものづくりを楽しまれたり、お仕事として携わるための材料を持つことで重要なことは、
『どんなものをつくる?』
ということから紐解いて、それをつくるために必要なものを選んでいくことだと感じています。
これをつくるために、これが必要。
というものだからこそ、材料の山も残ったパーツも大切に整理していけるのです*
それが、私が材料や資材の山と前向きに格闘できる理由です(笑)
材料の買い物をするとき
【材料として買わない例】
『わ〜!これ何だろう〜、何だか可愛い〜。』
【材料として買う例】
『わ〜!こんなボタンがあるんだ!✨すごーく可愛い。動物バッグの目に使おう。…じゃあ……10コぐらい選ぼうかな♪』
私の場合はこんな意識を持っているような気がします。
そうすると、材料や資材が増えても具体的なら使い道をイメージできているので、次にものを作るときにその新入りパーツを頼りにデザインしたりできますし、保管場所にも迷わずに済むので、自分が使うものを入手できると大切に管理できます🌟✨
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作品や商品のタグ付け
余談ですが、tam treeの販売中のアイテムには直接縫い込む布のタグのほかに、紙のタグを紐と安全ピンでつけています。
その作業に使うのは、
・台紙本体(紙タグ)
・カッター
・定規
・穴あけパンチ
・タグの穴に通す紐
・糸切りバサミ
・安全ピン(アイテムにタグを留めます)
紙のタグを完成したアイテムに付ける作業をする時には、これらを作業台に並べて作業をします。
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お取扱店さまへ納品の場合
お取扱店さまへ納品の際は、仕上がったアイテムに紙のタグをつけてから、もう少し作業が続きます。
納品できる状態にするために、道具もいくつか加わります(笑)
・値段シール(タグの裏に貼ります)
・ボールペン
・計算機
・社判
・印鑑
・納品書
紙のタグの裏に、お客様とお店さんに値段を確認していただくための値段シールを貼ります。
値段表記や書き込む内容は、お取扱店さまによって色々なスタイルがあるので、その規定に沿って値段シールを用意します。
印鑑は個人名のもので、社判はブランドロゴではなくて、ブランド名と代表者名、住所や電話番号、メールアドレスなどを入れた判子を納品書や領収書に使用しています。
(※このような件の詳細につきましては、手芸レッスンの上級さん向けコースの中でご質問いただきましたら、お答えしています。)
この辺りの作業はものづくりそのものとは別のことなので、得意な方と苦手な方がいますよね。。
これまた、作品の制作準備・制作中の材料の山に負けず劣らず細かな道具を色々使いながらする作業ですが、私はとっても好きです♪