お餅つきは楽しくて、難しい
11日は鏡開き。
その前日の10日にお餅つきをしました。
お餅つきは子供たちに人気の行事です。そして私にとってははじめての園でのお餅つきでドキドキ。杵と臼をつかってお餅をつく本格的な方法です。
ただ子供たちの力で餅をつくのは限界があるので、どのように進めるのかといいますと餅つき機で蒸した後、そのまま少し餅つきコースで餅をつき、途中で取り出して杵と臼でお餅つきをするのです。
まずは一晩水につけておいたもち米をざるにあげ、餅つき機に投入。子供たちは興味津々に見守ります。はい、スイッチオン!
15分経過。もち米の匂いがしてきません。あれ? 蒸せてる?
あと10分で出来上がるはずなのでそれを待ってみましょう。
あれ?うまく蒸せていない。なんと水350mlを入れ忘れていました。一年に一回しかないとついいろいろ忘れてしまっていけません。
気を取り直してもう一度スイッチオン! 今度は無事に蒸せました。
ところがあけてみると、あれあれ? うーん、水分がもう少しほしかったかんじの蒸したもち米です。
10合のお米はいれすぎた模様です。
「そういえば去年も7、8合ぐらいがちょうどいいとなったのよね」
やはり一年たつといろいろ忘れていますね。
でも大丈夫。ここは臨機応変に対応できるさすがのベテランのY先生。
「半分ずつこねることにしましょう」
半分の容量の蒸したもち米を、そのまま餅つき機で少しこねた後、予めお湯を少しいれて温めておいた臼に移動させます。同じくお湯につけておいた杵でいよいよお餅つき開始です。
「お餅つきしたい人」
「はーい」
生徒6人全員手を上げました。杵は2つあるので二人一組になって順番につくことにしました。
「いち、に、いち、に」
交互にお餅をつきます。
Y先生が合いの手をいれる間に子供たちも選手交代です。
おっとっと、杵重いよ。気を付けて。短くもってみようか?
あぶないあぶない。杵でお餅をつく人から離れてみようね。
やはり子供たちの力ではつく力がたりません。それで仕上げはY先生の息子にお願いします。アメフトをやっているので百人力ですね。
「たんぽぽかな先生もやりますか?」
「もちろんやります!」
Y先生の息子さんとつきあいますが、パワーが全く違います。
いい感じにつけたら、Y先生が餅粉を広げたテーブルにつきあがったお餅を広げて、子供たちにわけていきます。
子供たちもそれはそれは楽しそうにこねてこねて、粉もたっぷりつけてこねます。
「粉をつけすぎるとお餅がおいしくなくなっちゃうよ」とY先生。
そして子供たちのお餅はなぜか小さく白玉団子サイズ。
「大きめにちぎって大きめに丸めるといいよ」とまたまたY先生が実演してみせますが、みな耳を貸してくれません(笑) 楽しいのでよしとしましょう。
そして最後は自分の好きな味でパクリ。きなこにあんこ、ノリもあるよ。
美味しいね、おいしいよ。
自分で作るとおいしさも倍増するよね。
私も少しいただきました。かためでしたけど、焼いて食べたらおいしさ倍増でした。また来年もお餅つきしたいですね。年末にやったら鏡餅になるかな? なんて欲がでてきています(注:準備は大変)。
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