バーチャルと!アバターのこと、その2
前回からの続きです〜
アバターってどうなっていくんだろうねって話。
今ヴーチャル世界を日常的にふれている私たちにとって、アバターはその世界の自分の姿なんですね。
似た様な感覚なのはゲームのロールプレイなんでしょうけど、それと違うのはあらかじめ用意された舞台設定がないところだと思います。
そのアバターの設定はユーザー自身のアイデンティティにかなり左右される。ただね、ここには二つのパターンがあると思っています。ひとつはリアルのアバターとフィジカルな人の心が一致してるケース。フィジカルと容姿は違うかもしれないけれど、その容姿自体はその人の心とシンクロしてるケースをさしますね。だから、アバターに対してのユーザーの愛着度がかなり高いケース。アバター=スキンなんていう表現もあります。
もうひとつは、アバターはバーチャル世界での表現方法の一つであって、表現の面白さを追求するケース。なのでアバターはコロコロ変わるかもしれないし、アバター=衣装の様に捉えているケースです。
実際はTPOに合わせて、その中間ぐらいな人が多い気もしています。(ワタシもそんな感じかな)
では、この先のアバターにはどんなことが求められていくのかなって。
これは、ヴーチャル世界がどの様に発展していくのかなっていうことにも繋がっていくと思う。
前提として考えないといけないのは、今のヴーチャル世界ってかなり黎明期なので、今の環境はベースではあるけどきっと5年、10年後から考えたらこんなに制約された世界だったんだって思われるでしょうね。
使われる局面も、SNS的ではなくもっと生活に近づくのかもしれないし、仕事がヴーチャル世界なんてことになるかもしれない。一部では行政サービスに活用なんて話もあるけれどと、そういった時に使うアバターってどんなものになるんでしょうね。
一番あるのは、そのサービス毎にプラットフォームがあって、そこへ登録する時にIDと共にアバターの設定ができるもの。でも、仕事や公共的なものでvrmやfbxをアップするなんてならなさそう(そもそも、そういう行為をできるのは今だけかもね)
また、ヴーチャル世界がリアルに寄って行って、リアルアバターしか認めないなんてなるかも。
今のヴーチャル世界にいる人たちが求めるのは、今使っているアバターと人格のままシームレスにいろんなサービスを使える様になることなんじゃないかなって思ったりね。
あと、人々のアバターに対するニーズも変わってくるかも。まだまだ3Dモデルは作れる人は少ないので、基本的には既製品をできる範囲で改変してる感じだけど、例えばみんながオーダーなアバターを普通に用意する時代が来るかもしれないよね。結局ヴーチャル世界での自分であることの証明だから…
すでにフレンドさんでオーダーでアバターを作られている方もいらっしゃいます。ちょっと憧れはありますね〜
一方でこれが進むと必ず必要になるのがセキュリティー対策。アバターがデータの塊である限り、ハックされちゃうリスクは常にあるから、ひとりひとりがオリジナルな時代になったら、アバターを盗まれない様にどうして行ったらいいのかとかが出てきそう。
いずれにしても、アバターはヴーチャル世界にいるワタシを証明するもの(IDはサービス毎に違ってもアバターでその人って判断することもあるよね)。
この世界が広がっていくと、どう使われかたが変わっていくのかなって疑問から、今回は考えてみました。
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