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科学に頼りすぎる危険性

今の世の中は便利な物であふれています。ほとんどの人はスマホを所有しているし、ランニング愛好家の人の中には、ランニングウォッチを使用している人がいると思います。

ランニングウォッチは、ほとんどのメーカーはグレードが分かれていて、多機能のハイモデル、中機能のミドルモデル、軽機能のライトモデルに分かれています。

ランニングウォッチを持っていれば、走行距離、速度、心拍数、最大酸素摂取量などが測れます。ハイモデルは特に多彩な機能がついています。色々な情報を教えてくれたりします。これを持っていれば色々便利であることには間違いないですが、あまり頼りすぎるのはリスクもあると思います。

特に秒や分単位で争う一流ランナーにとっては、使いこなしたほうがタイムが上がると思うし有用なアイテムだと思います。しかし一般のランナーにとってはあまり必要が無いと思います。

何故なら毎日走る習慣をつけることで、どの程度走ったかどうか、速度はどれくらいか、どれくらいの強度かどうかや体の具合の良しあしなどはランニングウォッチを使用しなくても把握できるようになるためです。

毎日走りこむことでだんだん体の感覚が繊細になっていきます。自分の調子がいい感じ、悪い感じが自分で把握できるようになります。今まで気づけなかったことも気付けるようになります。

一方であまりにもランニングウォッチを使いすぎると、例えば数分おきに、走行距離や速度や心拍数を細かく測ったりしているといつまでたっても自分の頭をつかったり、内面の感覚を研ぎ澄ませたりということがおろそかになってしまいます。なので私は、一般の人は持っていないほうが良いと思います。

それ以外にも、最近の世の中は科学の常識の情報が多すぎると思います。例えば睡眠をとっていないと睡眠負債がたまって害になるとか、人間の集中力は限界があるので休憩をしないといけないという説などです。

しかしそういうのもあまりうのみにしないほうがいいと思います。自分は今までの経験的に科学の常識が当てはまらないことが多いので、あまり気にしていないことが多いです。

例えば自分は最近は睡眠時間は少ないですが、自分のバイオリズムに合っている感じで、体調は健康です。タレントの武井壮さんのように2時間睡眠で平気な人もいます。

人間の集中力に関しても私は肌感覚で特にそういうものは決まっていないことを知っています。調子がいい時は、いつまでも集中できるし、好きなことにはいつまでものめり込みます。なので自分の感覚を信じたほうがいい場面がたくさんあると思います。

私は、できるだけ自分の能力を鍛えたほうが、快適に過ごせるという風に考えています。便利な道具はパソコンとスマホ以外は極力使用しないようにしています。電化製品も最低限の機能があればシンプルな物のほうがいいと思います。AIや全自動の物に頼りすぎるのは、人間的な機能を退化させてしまうリスクがあると思います。

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