インヴィジブルデザインとヴィジブルデザイン
デザイン事務所タイプフェイスの渡邊民人(ワタナベ・タミヒト)と申します。渡邊の邊は「自宀ハ方」のナベです。
先週は所用で台湾は台北に行っており、たくさんの刺激をもらいました!
こちらについては後日お届けしたいと思います。
台北はファミリーマートが多かったです。
さて、前回は街角デザインの中でもインヴィジブルデザインについてお話したのですが、今回はその反対のヴィジブル(見える)デザインについてです。
今回お話したいと思っていたヴィジブルデザインがSNSで少し話題になっていて個人的には「おおお…次回のネタが…」となっていました。
その話題になっていたヴィジブルデザイン第1弾がこちら。
このデザインの秀逸な所は、パッシブな処理系のアイテムが集結しており、かつ一目で所在が認識できるところ。
これならどこになにがあるか一目瞭然ですし、取り出す際には戸惑うことが少なそう。
個人的には、これにAEDもあればパーフェクトですね。(今年で期限切れになりましたたが、ワタクシ上級緊急救命の資格がありましたのオホホ)
↑ちなみに半日程度の受講で試験に通れば誰でもとれるのでした
しかし、このデザインが通った時のデザイナー嬉しかっただろうなー。
色も統一感ありますし、前後クリアな板(ガラスかアクリルか確認し忘れました)で空間に溶け込みつつ、浮遊感と存在感を両立しているあたりもなかなか。
こうしたデザインが増えていけば、世の中の少しだけハッピーになっていきますね!
そうそう3年以上前に韓国の金浦空港でも同じような消火栓のヴィジブルデザインを見かけたことがありほとほと関心したのをおぼえています。
写真を探したのですが、すぐには見つかりませんでした…
こうなったらお見せしかった…クウウウウ
ということで今回の代表作を2作ご紹介。
内田樹著「だからあれほど言ったのに」(マガジンハウス)です。
弊社で新シリーズの立ち上げからデザインを務めております、マガジンハウス新書の最新刊です。
タイトルも秀逸ですが、惹句のひとつである「大人が消えている」はまさに然りと思うとともにドキッとさせられます。
続いては、
岡田隆著「世界一細かすぎる筋トレストレッチ図鑑」(小学館)。
実は本作でシリーズ3作目になる本著。
世界一細かすぎる「筋トレ」図鑑と世界一細かすぎる筋トレ「栄養」事典と
筋トレ・栄養・ストレッチと続く3作目なのです。
連作で読んでいただくと分かるのですが、変態編集者と変態著者の労作なんですこれ笑
世界一細かすぎるのは伊達ではありません!
熱心なトレーニーはもちろん、ワタクシも通うゴールドジムのトレーナーさんにも愛読者多数なんですよ☆
今回はここまでです。
また来週火曜ぐらいにお会いしましょ〜!
わっしょい!
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