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レコードがある生活20
6時半起床。バナナパンケーキを焼く。レコードを選ぶ。最近よく選びがちなものに偏ってきてるなあ、と思ったので(ちなみに家にあるレコードのほとんどは夫のものである)、ぜんぜん触れたことないものに触れてみよう、となんとなく選んだのがサン・ラ。ジャケットからして宇宙的、タイトルもTHE HELIOCENTRIC WORLDS OF SUN RA、ヘリオセントリック=地動説!音を流すとフリージャズ?即興音楽?興味が深すぎてすぐには理解できなけど、理解しなくてもいいのかもしれない。この地球の概念から外れた宇宙的な概念のような気がする、と思っていたら、息子が起きてくる。手に持ってるのは小学館図鑑NEOシリーズの『宇宙』だった。親子のシンクロニシティがやばい。「久しぶりにこのDVDを見たい」というので流す。朝食をとりながら見ていたら、太陽系の地球以外の惑星もそうだが、もっと遠い星、リゲル、アルデバラン、おおいぬ座VY星のデカさにクラクラする。もうこの世のちょっとした悩みや問題なんてミジンコ以下。この世界は十分デカいと思ってたけど、宇宙規模になると、ちょっともうデカさとかいう概念もどーでもよくなってきた。物理的なものより、哲学とかそういう世界なのでは。とふと気になって、サン・ラはどういう人物なのかと調べてみたら、ジャズ作曲家、ピアノ、シンセサイザー奏者、詩人、思想家、独自の宇宙哲学と音楽性、パフォーマンスで知られる、とある。でしょうね。想定内。
昔よく息子と自転車に乗って近所のプラネタリウムへ行った。夜の天体観測にも行った。プラネタリウムは最高の睡眠を得られる場所なので、わたしはほとんど寝に行ってるようなものだが、息子はずっときらきらとした目で星を眺めていた。
久しぶりにまたプラネタリウムにいこう、と約束した。朝からラグビーの練習へ送迎する。今日も元気にいってらっしゃい。
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