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富山移住が向いている人って、どんな人?

リモートワークが広がり、住む場所を「働きやすい場所」から「暮らしやすい場所」で選ぶ人が増えた昨今。

地方移住を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかしいざ移住するとなると、懸念点は多いもの。そこで今回のテーマは、「こんな人にはぜひ富山に移住してほしい!」です。

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◎美肌を目指す人にオススメ

実は富山県、年間の日照時間が全国ワースト10に入るほど少ない県なのです。特に冬は曇天であることが多く、関東のカラリとした冬に慣れている方にとっては憂鬱な冬期になってしまうかもしれません。

日照時間の短さはネガティブに捉えられることが多いのですが、POLAが実施する美肌県グランプリで1位を獲得(2017年)するなど、紫外線トラブルを考えるとメリットも。冬の乾燥も、関東と比べるとかなり軽減されているので、カサつきに悩まされている方にとっては住みやすい場所と言えるでしょう。

もともと家で過ごすのが好き!という人にとっても、持ち家率が全国1位の富山県はぴったり自分の趣味に合わせたこだわりのマイホームを建てたいと思っているなら、ぜひ富山県へいらしてください。

◎アウトドア大好き!な人にオススメ

ウィンタースポーツ

©︎とやま観光推進機構

ウィンタースポーツや登山が気軽に楽しめるのも富山県のいいところ。

スキー場が県内に7カ所もあり、思い立ったらすぐに遊びに行けます。初心者から上級者まで楽しめるコースが多いので、家族連れにもオススメ◎

さらに、登山好きな方なら立山連峰が近くにあるという点は魅力的ではないでしょうか。3000メートル級の山々が連なる立山連峰では、登山を楽しむ方がたくさんいらっしゃいます。本格的な数日間の山登りから、気軽な日帰り登山まで。壮大な自然を感じてみてください。(もちろん装備はしっかりお願いしますね)

県内の小学6年生は立山登山を必ず経験します。故郷の山のことを知り、仲間と助け合いながら登り切った感動は大きくなっても忘れられないものです。

◎お魚大好き!な人にオススメ

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©︎とやま観光推進機構

富山湾の魅力はなんと言っても海の幸の種類の豊富さ。その魅力については下記の記事でご紹介しているのでここでは割愛しますが、新鮮な海の幸を安く手軽に楽しめる場所は他になかなかありません。

その海の幸を育てている日本海。ところで、「海」と聞いて湘南や熱海のような風景を想像していませんか。実は日本海は全く違った顔をしています。特に冬の日本海は荒れやすく、海辺の風景は少し寂しさを感じることも。海に太平洋のような陽気さを求めている場合は、違う移住先を検討した方がいいかもしれませんね。

しかし、サーフィンを楽しめる場所もありますし、高岡市にある雨晴海岸からは水平線の向こうに立山連峰という絶景を拝むことができます。さらに、魚津市などでは蜃気楼を見られることも。日本海、富山湾ならではの海の姿を楽しむことができますよ。

◎日本酒好きにオススメ

地酒

©︎とやま観光推進機構

富山には19もの酒蔵があり、その地域の風土を生かした酒造りが行われています。富山県内でしか手に入れることができない日本酒も多いので、日本酒好きの方にはぜひ富山でその味を堪能していただきたいです。

富山の海の幸・山の幸にあう日本酒を酒蔵の方が紹介してくださることもあるので、富山の料理とのペアリングを楽しむのもいいですね。


◎人が大好きな人にオススメ

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隣に誰が住んでいるかわからないことも多いという都会での生活。その気楽さに慣れている方にとっては、地域住民同士のつながりを「煩わしいもの」だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、地域コミュニティに飛び込んでみると、その地域の歴史を知れたり、地域のお祭りに参加できたり、助け合いが生まれたりと楽しく、役立つことがたくさんあります。

合掌造り

五箇山合掌造り集落 ©︎南砺市

世界遺産にも登録されている南砺市五箇山の合掌造り集落には、近年ご家族で移住される方が多いそうです。「合掌造り」での暮らしはなかなかイメージがつきづらいにも関わらず、なぜ移住者が増えているのでしょうか。

それは、この地域の結びつきによるもの。例えば、合掌造りの屋根のカヤの葺き替えは、地域住民の連携によって行われますし、普段の暮らしや雪との付き合い方についても、先輩住民たちから教わるそうです。

雪が多い地域では道路の雪かきだけでなく屋根の雪下ろしも必須。一人で行うのは危険なため、必ず2人以上で行わなければいけません。そんな時に支え合うのもご近所さんたちなのです。

◎起業したい人にオススメ

富山へ移住し、起業している方もたくさんいらっしゃいます。

新しい地で、新しいことを始めるなんてハードルが高い!と思われるかもしれませんが、新しくコミュニティに飛び込むからこそ、地元民には思いつかない自由な発想ができ、成功する方が多いのです。

「とやま起業未来塾」という起業家を育成するプログラムも。

富山に移住したり、Uターンしたりして起業している方をご紹介しましょう。

富山市八尾にあるゲストハウス「越中八尾ベースOYATSU」を経営する原井紗友里さんは富山へUターンし起業。現在は、不要になった着物をリメイクするアップサイクルブランド「TADAS(タダス)」も経営されています。

TV番組「学校へ行こう!」で話題となった射水市出身のパークマンサーさんも、Uターンして富山で就農しコシヒカリや野菜作りを行っています。

氷見にあるブルワリー「BREWMIN'」の山本悠貴さんもUターンして起業した一人です。ご家族でブルワリーを経営し、昨年オープンした富山市中心部にある「SOGAWA BASE」には直営のビアバーも。

株式会社家’s 代表取締役社長 伊藤昌徳さんは、サラリーマンとして働いていましたが富山へ移住し起業。北海道出身で、起業するまでは富山にゆかりはありませんでした。日本のアンティーク家具をリメイクし、スタイリッシュに販売されています。

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地方移住を検討している皆さん、少しでも富山県に興味を持ったら、一度「お試し移住」してみるという選択肢もありますよ。

富山で皆さんのお越しをお待ちしております。


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