富山オタクオススメ! 富山初心者のあなたに 訪れて欲しいところ
▲富山オタク・ことちゃん(右)
生まれも育ちもずーっと富山。生粋の富山っ子。
自称“富山オタク”こと、ことちゃん(德田琴絵さん)。
富山のイマをを知るなら、この人に聞かない手はありません。そこで、数回にわたって富山オタクがオススメする富山のスポットや、富山のよさ、注目している新店などをこっそり教えてもらいました。
富山を初めて訪れる方も、富山への移住を検討している方も、富山にずーっと住んでいる方も、一緒にことちゃんから「新しい富山」を教えてもらいましょう。
ことちゃんシリーズの最終回となる第五回目は、富山を初めて訪れた方に行っていただきたい場所について聞きました。
たくさんありすぎて悩んじゃう…!と言いながらも、オススメのコースを紹介してくれましたよ。
◎富山でいちばんの鮮度を誇る!氷見の魚市場食堂
▲氷見の寒鰤©︎とやま観光推進機構
ことちゃん「富山の魅力のひとつは「食」だと思います。私がスタッフを勤めているインキュベーション施設「HATCH」には、県外から出張などで富山に来る人が多いんですが、その方々も魚が美味しいとよく言っておられます。」
そこで、富山の魚を堪能するためにことちゃんがオススメしてくれたのが、氷見(ひみ)市の海岸沿いにある「魚市場食堂」。ランチタイムは特に人気のお店です。
ことちゃん「いつも混んでいて、発券してから1時間ほど時間があります。その間に氷見の観光を楽しむべし!」
地元の人も利用されていることからも、「本当に美味しい魚」があることがわかります。あら汁が土鍋で出てくるので満足度も抜群!漁師さんたちが働いている様子も見られるので、氷見らしさ、富山らしさも垣間見えますよ。
その日に水揚げされた魚の「氷見浜丼」、朝どれの魚をそのまま焼いた「朝どれ姿焼魚」など贅沢なメニューが並びます。
朝6時半からは朝のセリの様子を見学することも。そのまま、朝ごはんをいただくのもいいですね。
◎若鶴酒造のウイスキー「三郎丸蒸留所」
北陸唯一のウイスキー蒸溜所といえば、若鶴酒造の「三郎丸蒸留所」。なんと、ここで使用されているウイスキー樽は、世界で初めて鋳物で作られました。もちろん、地元の伝統技術である高岡銅器で製造されています。
ことちゃん「高岡の鋳物文化を楽しみながら蒸留所見学することができます。『令和蔵』と名付けられた体験施設では、富山の旬の食材とお酒を愉しんだり、使い終わった樽材で燻製をつくったりと様々な体験ができます。ことちゃんはここで食べるごはんが好きなんだとか。ぜひ、蒸留所の見学の後は令和蔵でゆったりランチしてみてください。
ウイスキー作りに欠かせないのが「酵母」。三郎丸蒸留所では、富山県で発見された酵母を大学と共同研究し、富山県ならではのウイスキー造りを目指しているそう。さらに、醸造に使われる水は庄川の地下水を仕込水として使用。庄川は、烏帽子(えぼし)岳に源流を発し、合掌造りの里五箇山を通り、富山湾へ繋がる川。美しく磨かれた水が、三郎丸蒸留所のウイスキー作りを支えています。
お酒好きの方にはたまらない富山スポットです。
◎海と山を同時に楽しめる「くろべ牧場まきばの風」
©︎黒部市
富山の特徴は、その海と山の近さにあります。その両方を同時に堪能できるオススメスポットを、ことちゃんが教えてくれました。それが、黒部市にあるくろべ牧場まきばの風です。
海好きの人は海へ、山好きの人は山へ行くことが多いと思いますが、ここでは「山からみる日本海」を楽しめるんです。
ことちゃんはどんな風にこの牧場を楽しんでいるか聞いてみました。
ことちゃん「くろべ牧場のソフトクリームはと〜っても美味しいんです。イタリアの老舗メーカーであるビアレッティのコーヒーマシンを持って、素晴らしい景色を眺めながらコーヒーを淹れて飲んでいます。」
©︎黒部市
くろべ牧場では、自家製ミルクとボリュームたっぷりのジェラート、自慢のソフトクリームが人気。さらに、牛の乳搾り体験やソーセージやバターなどの手作り体験、ヤギ・ポニー・ヒツジとの触れ合い体験などさまざまなアクティビティを楽しむことができます。バーベキューハウスもあるので、そこでランチを楽しむもよし!
さまざまな楽しみ方ができる「くろべ牧場まきばの風」へぜひ足を運んでみてください。
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ことちゃんが、富山を初めて訪れる方にぜひ足を運んでほしい場所を教えてくれました。ぜひ、富山旅の参考にしてみてください。
そして、ことちゃんに会いたくなったらインキュベーション施設「HATCH」にもぜひお越しください。富山県内外の面白い人たちが集い、語らう場所です。
ためスモは、皆さんの富山での滞在を全力でサポートいたします。お気軽にご相談ください。それでは皆さん、富山でお会いしましょう!