家族での移住に必要なこと、単身の移住に必要なこと
「地方移住する」と言っても、子供との移住、親との移住、単身での移住など移住の形はさまざま。
それぞれの状況に応じて、移住前にチェックしておくべきポイントが変わってきます。
実は富山は「教育県」であり「福祉県」。家族での移住にはぴったりの場所と言えます。
子供の教育レベルを担保しながら、親の介護についても安心できる場所って、貴重だと思いませんか?
今回は、移住を検討している方々それぞれの状況に応じて確認しておくべきこと、富山移住する場合に活用できる支援などをご紹介します。
子供と一緒に移住する
©︎とやま観光推進機構
◎医療費無料!
子育てするのにはたくさんのお金がかかります。できれば、サポートが手厚い自治体へ移住したいですよね。
中学生までの医療費が無料になる自治体は多いですが、富山県内には18歳まで医療費無料としている自治体もあるんですよ。いずれも所得制限がないので、どなたでも対象となります。
通院に関して18歳まで医療費無料(黒部市、朝日町、入善町)
入院に関して18歳まで医療費無料(黒部市、小矢部市、朝日町、入善町)
※参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13333.html
また、そのほかの市町村も全て15歳までは通院入院とも医療費が無料。なにかと病院にかかることが多い子供たち。家計がかなり楽になりますよね。
◎育児サポートが充実
富山県では「マイ保育園制度」を設けています。
これは、保育所や幼稚園に通っていないお子様をお持ちの方も、育児相談や一時保育ができる制度です。
「かかりつけ医」のように「マイ保育園」があると安心ですよね。
各市町村でも子育て支援が行われています。
こちらのサイトに情報が集約されているので、参考にしてみてください。
◎教育レベルについて
学力調査のランキングでは常に上位の富山県。令和元年度は小中学生とも全国4位でした。
人口10万人あたりの図書館数は全国6位、人口100万人あたりの博物館数は全国3位、劇場や音楽堂等数は全国1位と、施設も充実しています。
基礎学力の定着だけでなく、文化に触れ合える環境というのが子育て世帯には嬉しいですよね。
社会で学ぶ「14歳の挑戦」という取り組みもなされており、富山県内の中学2年生は5日間職場体験を行います。これは、将来の自分の働き方・生き方について考える良い機会です。
介護やサポートが必要な家族と移住する
©︎とやま観光推進機構
◎富山型デイサービス
「富山型デイサービス」をご存知ですか?
これは、子供もお年寄りも障害がある人もそうでない人も、身近な環境で一緒にデイサービスを受けられる場所のこと。
「富山型デイサービス」の施設はいずれも、家庭的な雰囲気のもとで対象者を限定しない形で運営されています。
これは、富山から全国へ広がっていった新しい福祉の形。
同じ施設で過ごす全ての人にとって、自然で、かつ一人ひとりにあった支援が受けられるのが魅力です。
県内には125箇所の「富山型デイサービス」施設があります。
◎いざという時にも
救急車の到着スピードは平均7.0分。これは全国1位の早さです。
また、ドクターヘリも導入されているため、県内全域は概ね11分以内に到着することができます。
◎他にもこんなサポートが
見守りや買い物代行、除雪、話し相手、外出支援、薬の受け取り、ゴミ出しなど、「ちょっと困った」を助けてくれるサービスも充実しています。
「ケアネット21」で検索できます。
介護保険以外の面でのサポートがあるのは嬉しいですよね。
単身で移住する
©︎とやま観光推進機構
◎起業家支援が充実!
移住先で起業を検討している方にとっては、優秀な人材が集まるかどうかやビジネスパートナーが見つかるかどうかという点が気になるところ。
富山県内の起業家支援制度についてご紹介します。
<インキュベーション施設>
HATCHは、起業を目指す人や起業に興味のある方のためのインキュベーション施設です。
新たなビジネスチャレンジに向けて事業を進めていける場所にも、様々な人との交流の場にも、 ワークスペースとして快適に過ごせる場にも。
チャレンジしていく起業家を日本海ガス絆ホールディングスグループがフルバックアップしていきます。
<とやま未来起業塾>
一流の講師陣による指導、起業プランを磨き上げるカリキュラム、そして修了後も続く継続的なバックアップが魅力の「富山未来起業塾」。
すでに15期まで行われており、2021年度の16期も3月から募集予定です。
<移住者創業チャレンジ応援事業>
移住者による起業の支援に特化した事業です。
優秀なビジネスプランに対して補助が行われます。
東京圏からの移住者に限定している点には注意が必要ですが、上限200万円の補助が受けられます。
<富山県経営支援課>
県が行っている融資の情報がこちらに集約されています。ベンチャー向けの融資などもあるのでチェックしてみてください。
各市町村の移住者支援
県だけでなく、各市町村でも移住者支援が行われています。
こちらに移住者向けサイトをまとめましたので、移住を希望する市町村の情報を覗いてみてください。
それでは、県東部(新潟県寄り)から…。
朝日町
移住定住サイト
魚津(うおづ)市
魚津市定住応援サイト「そうだ、魚津に住もう!」
滑川(なめりかわ)市
なめりかわで暮らしませんか?
立山町
立山暮らし
それでは県の中心部、富山市
都会よりも住みやすい 地方中核都市
射水(いみず)市
射水でくらす
砺波(となみ)市
砺波市移住定住応援サイト やっぱり砺波で暮らそう。
南砺(なんと)市
南砺市移住ガイド なななんと
氷見(ひみ)市
氷見市IJU(移住)応援センター「みらいエンジン」
小矢部(おやべ)市(石川県との県境にある市です)
おやべで 暮らそう!
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「移住先でどんな暮らしがしたいか」によって、確かめておくべき情報が変わってきます。
ご不明な点があれば、富山に住む私たち「ためスモ」スタッフにお気軽にご相談ください。
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