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2020 空

空は好き。

いつから好きだったのか、もう思い出せないけれど、高校受験期には毎日のようにベランダで朝焼けを見てから眠っていた。マンションの6階で見る朝焼けがいっとう好きで、でもその頃は死にたくてたまらなかったから、いい朝焼けを見ると『今ここから飛び降りて死ねたら幸せだろうな』って思ってた。

昔の話はさておき。
空が好き。

出不精の私は人混みが苦手だし、冬休みに外に出ることなんてほとんどないけれど、今回は友人に誘ってもらえて、生まれて初めて外での年越しと日の出チャレンジをした。

場所は定番の鎌倉&江の島。

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実は鎌倉に行くのは初めてだった。夜中の閑散とした雰囲気と鶴岡八幡宮の賑やかさがちぐはぐで、毎年あの夜にだけ作られる不思議な空間なんだと思った。
斜に構えすぎている性分なので、こんなパリピ臭いこと(そう思う時点でもう出無精感が否めないけれど、)自分がすると思ってなかった。でも非日常というものはいつだってちょっと高揚するし、こういうのもいいなと思った。

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ほんの少しのお賽銭と欲張りなお祈り。
どんな人生か決めるのはいつだって自分だけど、助けてくれるならお願いします、かみさま。

絵馬なんて書いちゃったり、いちごあめなんて食べたり。

露店を十分楽しんで、江の島に向かう。深夜に営業してくれたタリーズさんのおかげで凍え死なずに済んだ。暖かさは正義でした、深夜に営業してくれた方、お疲れさまでした。

江の島の砂浜でひたすら日の出を待つ。曇りの予報だったし、実際視界のかなりの部分は雲だったから、きれいな日の出への期待はあまりできなかった。けど真夜中の空はとても特別できれいで、徐々に明るくなる空は最高だった。

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一息一息吸うのが楽しくてたまらない空気だった。

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3枚目は日の出時刻、6:51の写真だけれど、空はほとんど雲に覆われていた。すこし残念だった。


2019年は、2018年より上手に生きれた気がする。つらかったし楽しかった。
2020年も、生きる。

なりたい自分になれるのは、きっと私だけだ。

〔写真 from iphone11〕

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mocha.

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