見出し画像

「一杯3000円のラーメン」を食べて気づいたお金の価値観

こんにちは。ライフコーチの為近奈央です。

普段はライフセッションという、自分の想いを大事にする生き方を選びたい人に向けたコーチングセッションをしています。



今日はお金に対する価値観が変わった出来事について書きたいと思います。

昨年の9月から3か月間、私はアメリカのワシントンDCに滞在していました。

アメリカに行った私が最初に度肝を抜かれたのが、物価でした。

高いというのは分かっていたし、ラーメンは一杯3000円以上することも知っていた。
頭ではわかっていたけれど、実際に行ってみたら、本当にそうで固まってしまった。

「日本の感覚で生きていると、何も買えない。。。」
元値が高いうえに円安と、さらには表示価格とは別の税とチップまで払うと思った以上に高い。。。

日本円に換算したら、食事は全部ホテルのレストラン並みだし、コンビニのようなところで水を買えば1本500円は当たり前。

安いであろうマックに行っても、ハンバーガーにポテトとドリンクまでつけたら1500円するので驚きだった。

それでも生きていくには食べなくてはいけないので、滞在が始まった最初の一週間ほどは平然を装いつつも、内心はソワソワしながら買い物をして食べていました。

「日本だったらもっと安く買えたのに」

だけど、そんな思いはすぐに吹き飛んだ。
それは、夫のおかげだ。

休日に一緒にご飯を食べに行った時の事。

「ちゃんと食べたいもの食べられてる?」

私の想いを察したように声をかけてくる。

「うーんまぁ。でも恐ろしく高いよね」

「そんなこと言わずに頼んだらいいよ」

「と言ってもさぁ・・・」

「だってせっかく来たんだし払えるお金があるんだから。それに、3か月なんてあっという間なんだから、ちょっとでも楽しく過ごしたらいいじゃん」

そうだ。
まったくその通りだ。

私はすっかり思い込んでいたのだ。
「高い」から払えないって。

目の前にあるものが「高いか安いか」は別として、
私はこれを楽しむために買えるお金を持っている。

持っているのに、払えないと思っていた。

だから高いって思うことで、本当は選びたいものをあきらめようとしていたのだ。

なんてもったいない!

そう気づいた私は、欲しいものを買い、
食べたいものを選ぶことにした。

日本に過ごしている時と変わりなく。
選べるのだから、好きに選ぼう。


支払ったらもちろん手持ちのお金は減る。
でも、それ以上に得られているお金があるから、私の手元にお金がある。

そのお金をひもじく暮らすためではなく、自分の心を満たすために使う。

心が満ちると、その豊かさを誰かに分けることができる。
だから、循環する。

この循環の原理を忘れてしまうくらいには物価が高いと感じたアメリカだったけれど、夫とのやり取りのおかげで、私は3か月のアメリカ滞在を存分に味わうことができたし、楽しむことができたのです。


大好きなステーキは何度も食べに行きました☺

高いと欲しいは両立できる

高いものを目にすると、すぐに買えないと感じる。
いいなと思うものを見つけたけれど、値札を見てやめたことはたくさんある。

あまりにも桁違いならやめるを選ぶことも納得できるかもしれない。
でも、似ているちょっと違うもので妥協して後悔したこと、ありませんか?

私はそういう経験を何度もしてきました。

その経験の上で思うのは「似たようなもの」では心が満たされないこと。
いいと思ったそのものだからこそ、手に入れる魅力がある。だとしたら、代用できないのです。

「高いから買わない!」ではなく
「高いけど欲しいから買う!」でいいのです。


もちろん、本当にお金が足りなくて買えないものだってあるかもしれない。
そういう時は、稼ぐためのモチベーションにしてもいいし、今できる最善の行動を選んでみるのもいいかもしれない。

そう思ってみたら、自分が欲しいと思っているものはほとんど買えるし、食べたいものだって選ぶことができるのです。

いくら周りの人に「それは高すぎる」と言われても、自分に必要なものは手に入れる。
もちろん、いくら安くても、自分の必要じゃないものは手に入れない。

自分の喜びは自分でしか分からないから。

自分の喜びのために動くと心がワクワクしますよ!



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
良かったらスキとフォローお願いします!

【為近奈央のライフセッション】
ライフセッションのことが気になる方はホームページをご覧ください!


いいなと思ったら応援しよう!

為近奈央│「普通は」から「私は」に変わるコーチング
頂いたチップはスキルアップのために使わせていただきます!

この記事が参加している募集