私が経験したことは、誰かに伝えることができる
こんばんは。
大雨が降って涼しくなってから、すっかり秋の虫が鳴くようになりました。
また暑くなるのでしょうか。季節の移ろいを感じます。
私は今日もこのnoteを通して何かを伝えようとしています。
それは、私が日々「何か」を経験していて、それを言葉にしているからです。
今日はこの背景に色んな思いがあったことに気づいたので、少しそれについて書こうかな、と思います。
コーチが伝える意義、伝えられることと、伝えられないこと。
それを知るだけで、自分がどんな人のためのコーチになるかってある程度決まってしまうような気がしています。あなたのコーチとしての生き方がちょっとクリアになるかもしれません。
どんな経験も伝えることで生かされる。
私は新卒から半年で仕事を辞めてその次も半年、更にその次はなんとか1年続けた後に休職、最終的に独立する、というキャリアを歩んできました。
「仕事が続けられない」って会社員としてはだめな部分だとずっと思ってきました。それまで、仕事を辞めたという話をすると、なんか臭いものにフタをされるような返しが多かったのです。
それは、私自身が辞めたということに対して、ネガティブにしか受け取っていなかったからでもあります。してはいけないことをしてしまったような。自分の周りでそんなに短期間に転職を繰り返す人はいなかったし、社会人として、一山越えたという人が多く自分の目には映っていたな、と思います。
そうして結局私は転職や、体調不良などに悩み、「会社員」フィールドを抜け出し、自分が行きやすいフィールドとして独立を選択しました。
でも、今この話を「そんなこともあったんだよね~」と話すと、「辞めることが必ずしも悪いわけじゃないよね」なんて返ってくることが増えました。
自分が捉えていたダメだと思っていた部分が自分の捉え方が変わって良くなったりすることも、逆に周りの人によって概念が覆されるときもあります。
そういう経験をすると、すんなりと乗り越えることができちゃったりするわけです。自分が引っかかっているところも、周りの「そうでもないんじゃない?」というふとした一言に救われるときってあります。
それは、コーチングの中でも起きているし、プライベートでも起きています。
ちょっと話がそれてしまいましたが、そうやってこれまでに得てきた経験を私は、noteで文章として発信して来ました。
それができるのは、私が実際にこの身を持って経験しているから。経験するだけでなく、「言語化」という作業が必要にはなりますが、自分の肌身で感じて初めて言葉にできて伝えることができます。
それはセッションの中でも一緒です。1対1で話す時、もちろんクライアントにたくさん話してもらうのですが、相手の考えが自分の中で止まっているときなど、視野を広げるためにシェアします。そうした時に私の視点はあくまでも、「転職を2回してフリーになった人」の考えとして受け取られるのです。
だから、その道に進みたい人にとっては、ある意味自分の道筋の一つを歩んでいる人としての貴重な考えをもらえる。
こちらとしても、同じような思いをしている人がいたら、こういう方法があるかもしれないね、というのを方法以上に感覚として伝えられる。
生き方の先駆者から伝えられる「自分はこんなことがあった」という経験はクライアントが本人として当てはめた時に、「自分だったらどうなんだろう?」と真剣に考えるきっかけを与えてくれると思います。
私自身がそれをクライアントとしても身を持って経験しています。コーチの色んな話を聞くごとに自分の中ではどうかなといろんな議論が自然と後々になってなされてい来ます。
自分が行きたい先にいる人と話をすることで、そうでない人と話した時の何倍もの解像度で未来を描けるから、結果的に進みやすくなる。
その意味でコーチに経験を語ってもらうのはすごく価値のあることだと私は思っています。
そう体感してから、自分のシェアもクライアントに許可を取りつつ、必要だなと思ったら、積極的に話すようになりました。
そうやって話してみると、案外、そこから話がどんどん深まっていくものです。
そうやって伝える作業をしていると、自分の弱いところ含め、生きていること全てが経験として生かされます。これはライフコーチの醍醐味でもあるかもしれません。
経験したことが無いことは伝えられない
逆に言えば経験したことしか、私は伝えられないのです。
「会社員」として長期間幸せに生きていく方法を聞かれても、私は答えることができません。答えられたとしても、想像の域を出ることはありません。
もっと正確に言えば、経験していなくても、相談に乗ることはできるし、コーチングとしても機能をさせることはできると思います。でも、それは、自分が経験して言葉にして伝えられることとは明らかに密度が変わってきてしまいます。
私は、広義で言えば、「誰かの目線が気になる性格でも自分の想いに触れてその想いを大事に幸せに生きたい人」には存分にそのためにしていくことを伝えることができる。
今の境遇に関係なく、今の私のような暮らしを将来したいと思っている人と真剣に対話することができます。
だから、そうした生き方をしたい人は私をコーチに選ぶと結果が出るかもしれないけれど、それを望まない人には、私の力を十分に使い切れないなという不安が生まれるので、提供し難いのです。そういう方が来れば、こういうコーチがあっているかも、と伝えることができると思います。
もし、理想のクライアントさんがいるのなら
ここまで読まれて「じゃあ私の理想のクライアントは今のままじゃ来ないかも」と思った方。そうかもしれません。
たとえ理想のクライアントさんが来たとしても、自分の中で裁けない可能性は十分にあります。
じゃあどうするか。
それはとってもシンプルです。
理想のクライアントさんの理想の生き方を今すぐに始めること
これだけです。
そうしたら、その理想の生き方がどんなものかが分かるから伝えることができるし、それを発信していくことで望んだ人がやってくる可能性が出てきます。
そして、そういう人がクライアントになっても、自分の経験という強い味方を持ちながら対話していくことができます。
実は過去の私のクライアントさんの多くは「転職したい人」でした。でも、フリーとして自立してきた今、私のクライアントさんは全員「自分の想いを大事にしたい人」です。
それは、私が自分らしい生き方を言葉にできているからだと思うし、それが伝わっているからでもあるのだと思います。
そのために私もコーチを付けて、自分の進みたいところへ進んでいく経験をしてきました。そして、これからもしていくつもりです。
そうやって自分にとってもよく、クライアントさんも自分にあった人とやり取りができています。
もし、理想があるのなら、先にその理想の状態になることをおすすめしたいです。
あなたの経験が豊かになれば、それが、誰かの役に立つきっかけになるから。
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