マッチングアプリ日記ep4.出会えたけどその先はわかりません。笑
マッチングアプリ日記、今回で終わりです。1ヶ月やって、全4回って、、、レポとしてはサボり気味でしたね笑
でも1ヶ月限定でマッチングアプリをした結果、彼氏ができました。
付き合うことになった人とは3回デートしましたが、全部普通に楽しかったです。(言い方ーw)
他に会った人には、強引だったり気が合わなかったり、なんとなく無理だったりと色々な印象を持ちましたが、この人は3回のデートの中で違和感がほとんどない人でした。
カフェ、ドライブからの紅葉、そして今日、水族館。チョイスから何から何まで、我々大学生だっけ?を何回も自問するレベルにピュアなデートでした。
3回目のデートが終わる頃、「好きです、付き合ってください」と言われ、私は、どうしようかと思いつつ、「ありがとうございます。付き合いましょう」と言った。
彼は同年代で、友達のようなノリで話せて、とても楽で、とても気を遣ってくれる。友達みたいな人。うん。性的に無理とかではないが、性的に惹かれるわけでもない。笑 今までの私であれば、断っていたと思う。
正直、恋愛感情を持っているのかといわれると、持っていないのだ。人間としてはとても好きだけど、私がいままでの人生で知っている恋愛感情のような、情緒の不安定さや胸の動悸が、今回はない。。
それなのに告白を受け入れたのには理由がある。それは、私は自分の恋愛の仕方を見直す…もしくは柔軟に広げるべきだからだ。
私の恋愛の仕方は固定化している。
憧憬から始まり、一方的に想い、そしてたいてい相手にはパートナーがいた。それで相手の想いを勝ち得ても、その先に持続的な幸せはなかった。刹那的な恋愛ばかりしたけどそれで満足もしていた。
実はいまも、なんとなく惹かれる人が別にいるのだが、その人は彼女と同棲中だ。これでは同じことの繰り返しだと、私は危機感を持っている。このような恋の仕方は、私も相手もだれも幸せにはならない。私はできるだけ早いうちに、べつの恋愛の仕方を学ぶことが必要だと思った。
それでまわりの友達を観察した。うまく彼と続いている友人たち…彼女たちは意外と盲目的な恋はしていない。「彼しかありえない!」みたいな恋はしていない。むしろ、最初はそう好きでもなかったけど、付き合っているうちにだんだん「良さ」を見つけていって、今は特別だ、という感じの温度感が多い。彼女たちは付き合う前の感情ではなく、関係性を築き上げる上での感情を大切にしている。私は今まで、そのような恋愛の仕方は妥協からの惰性だと結論づけてきた。(辛辣…)
私は結婚願望があるわけではないし、承認欲求や性欲も低く、恋愛脳ではない。だから、とりあえず恋愛を「してみる」というやり方はナンセンスだと思ってきた。
でもふと思うようになった。ナンセンスだと思うのは私が学んでいない恋愛の仕方だからなのかもしれない。
そこで今回はその仮説を検証したいと思った。同時に、私にとって恋愛がどういうものであり得るのか、見直してみたい。
恋愛は、今までは不要なものだった。それなのにどうしても惹かれるひとができたとき、それは本物の好きだと信じてきた。報われるかどうかじゃないし、安定してるかどうかじゃない。恋愛は、自分が幸せになれるかどうかじゃない。「したくもないのにしてしまったもの」だった。だから立場も状況も考えず好きになった。
不要で不毛だけどうつくしいもの。それが私にとっては恋愛だった。
でも、新しい恋愛の仕方をしたら、新しい恋愛の形が見えるかもしれない。
どうなるだろう。好きを増やすこと、できるかな。それとも、私にとっての好きは、たったひとつの結晶をしてるのかな。
もし後者なら、もうそれは仕方ないと諦めて、一生だれにも言えなくても自分は愛していくという覚悟を持とう。
ところで、「マッチングアプリは出会える」というのはその通りだと思いました。「出会いがない」という人は、とりあえずやってみるべき。
出会い自体はありふれている。ありすぎるほどにある。でも難しいのは、恋愛の形。恋愛の仕方。自分がどのようにそれらを象って選択するかのほうだ。圧倒的に。