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#街コン強化月間 ep.3 HUNTER×HUNTERが面白すぎるのが悪い

3回目の街コンレポ。
今回、初めて良いかもと思う人と出会って、マッチングできた。今週さっそく、仕事後に夜ご飯を食べに行くことになった。

その街コンは、プレミアム街コン というものだった。前回の街コンでいいねを3つ以上もらうと参加可能になる街コンらしく、メールで参加案内が来ていた。
捨てアドレスで登録しているから、たまたまチェックしていなかったら案内が流れていただろう。危なかった。

テーマをチェックしてみたら、前回の街コンでめでたく私の地雷となった「写真審査♪」の文言はなかった。
安定、婚活に本気、などの条件で、収入の要件も高めの設定だった。それに、年齢の区切りも27〜32くらいの、同世代で比較的狭い設定な点も良かった。
プレミアムというだけあって、参加費も普通のものより高めの価格設定だったが、参加してみることにした。


結果、今までで一番よかった。

これ、この前の#2がやばすぎて、私の中での街コンへの期待度が地に落ちていたことも勿論あるだろうが、それにしてもよかった。

まず、変な人がいなかった…!
なんかチャラかったりモラ男っぽかったりデリカシーなかったり変な匂いがするとかの、前回のような違和感を感じる人がひとりもいなかった。
婚活に前向きな人ばかりで、仕事を頑張っていたり、趣味にも意欲的な人が多かった。海外経験があったり旅行好きな人も多かったので、話が弾んだ。
もちろん、初対面8分のトークでは、相手の内面なんてわからない。でも、前回はそれですら、明確な違和感しかなかったのだ。

今回の会はプレミアムということで、良さげなパーティだとみんな思うからか、招待された人は参加したくなるのか、参加人数も前回より多かった。もう街コンは基本このシリーズだけにしようと思う。


初マッチした人は、3個年上の爽やか系な理系研究職の男性だ。プロフの情報によると、趣味はテニスと音楽らしい。
初対面では「なんというか、育ちが良さそう」と思った。とにかく爽やかだ。普通にモテそうなのだが、30過ぎでこういう人も街コンに来ているんだな、と思った。確かにテニスしてそうだし、楽器弾いてそう、なんかこう、弦楽器とか。

回転トーク式の街コンで、1人あたりの所要時間は8分程度。限られすぎた時間の中では、相手を深く知るのは不可能なので、会話のテンポや雰囲気、フィーリングといったところを重視することになる。
なので、私は街コンにおける所謂「自己紹介回転寿司」で、お決まりの会話デッキを既に「旅行」「仕事」「出身地」に絞っていた。もちろん、相手がすごくユニークなトピックを自己紹介欄に書いていた場合はそれを取り上げるけど、大抵はあるあるな趣味とか文言が並んでいる。
もちろん私のプロフィールも同様だ。趣味は旅行とシュノーケリング。音楽や読書や映画なども好きだけど、これらの趣味は偏愛なので、あまり初対面で話題に出したくはない。

その男性は、自己紹介で急に、
「最近アニメでHUNTER×HUNTERを見始めたらどハマりしてしまって、ここ2週間で一気見して…」と語り出した。

HUNTER×HUNTER…!?🫨

一瞬でトークタイムが終わった。私の前でHUNTER×HUNTERというワードを出すというのはそういうことだ。
ここで、私がHUNTER×HUNTERを人生のバイブルとしているということは、あらためて強調しておきたい。


もちろん8分間では時間が足りず、マッチング希望の「いいね」を押した。相手もそう思ってくれたらしく、「カップル成立」なるものを初めて経験した。

私と相手は、パーティスタッフの女性たちに「カップルご成立、誠におめでとうございます!」とにこやかにお見送りされながら(なんか気まずいからやめてくれと思いつつ)、その日はLINEを交換して駅で解散した。

初めて自らいいねした人とマッチングできたことと、初対面から爽やかで好印象の人だったので、とても嬉しかった。だが同時に、大きなハテナが頭に浮かんでいた。


このマッチング、HUNTER×HUNTERが面白すぎることによるものではないか?


いや、確実にそうである。はじめましてで、普通はするべき仕事や趣味や休日の過ごし方やなんやらの話をライトに行い、共通点を見出していくだろう8分で、私たちは「蟻編のどこが素晴らしいのか」についてしか語っていないのだ。

そんな時にふとXを開いたら、こんなポストがバズっていた。

おいおい・・・そんなのは、「HUNTER×HUNTERがおもしろすぎるから」一択だろう、若人よ・・・

かく言う私も大学時代に友人に勧められ、2週間でアニメを完走した。私は特にアニオタでもないし、ワンピースやNARUTOも読んだことのない、サブカルに疎いJDだった。それにもかかわらず、ノンストップで講義中も深夜も見ていた、その姿を見た友人のしたり顔を、今でも思い出す。
リプライを見ていたら、大抵の人が同意見だった。にしても、2週間で完走している人が多すぎて笑った。一応148話あるのだが。【HUNTER×HUNTER2週間現象】みたいな名前、ついたりする?笑


今週の夜ご飯では、さすがにテニスや音楽や、仕事の話にも広げたいところだが、HUNTER×HUNTERの話にどうしてもなってしまう気がする。もはやこれはHUNTER×HUNTERがおもしろすぎるのが悪い。なので、オフ会のつもりで行ってこようと思う。

そもそも、相手はHUNTER×HUNTERのアニメを見終わってすぐである以上、早急にその先を単行本で履修することの重要性を説くことが急務といえる。いま連載中であること自体が、本当に恵まれた状況なのだ。ファンなら理解してくれるはずだが、年に1度の(数年に1度の場合すらある)、ボーナスタイムなのである。

今、暗黒大陸編までコミックで追いついていただくことで、その祭りをリアタイで楽しむことができるのだ。
冨樫先生、今日も働いてくれてありがとうございます。(あれ?これ街コンの話だったよね)(最近この流れ多いな)

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