それもわたし。で仕方ない
今日は久しぶりに出張だ。新幹線で2時間。2か月ぶり?の出張になる。昨夜準備万端にして眠ったはずなのに、どうしても資料が気になって朝も早く目覚める。
いつもの朝なら、まだ早いと二度寝を決め込むのだけれど、さすがに出張の日だから二度寝をあきらめた。
わたしは、いつもこうだ。初回の顔合わせがある日には、その前日からそわそわしてしまう。落ち着かない。緊張しすぎてしまうみたい。
それを、とても気に病んでいたことも、鬱(うつ)がひどくなった理由の一つかもしれない。でも、10年ほどたった今は、緊張しすぎるわたしのことにあきらめがついた。
「わたしは初めての人にあうときは緊張するのね。仕方ないよね、だってわたしだもん」
気に病むことをやめ、わたしらしいと受け入れられるようになってきた。そうなってからは、多少緊張の度合いもましなものに……そして、鬱ともなだらかにお付き合いができている(とってもひどい鬱にたたきこまれる感覚はほぼなくなった)。
+
自分自身が自分のことを受け入れる。
「わたしってこんな感じだよね、仕方がないね」とあきらめる。
そのうえで、
自分を手当てしながら、
「わたしは、どうしたいかな」とおちついて考える。
そうしてゆけば、いずれは自分自身のこともまるっと受け入れられるようになる。自分を受け入れたなら、比較的におだやかな日常を過ごせている自分に気づく日が来る。
+
資料の準備よし、防寒具よし(北へ行くので)、待ち合わせの確認よし!
そんなこんなで緊張を抱えたままで、家を出る。
だって、わたしだから。緊張していたってしょうがない。何とかなるさ。
鏡の前で服装などのチェック。その中には、にっこり笑ったわたしが荷物を持って立っていた(ちょっと笑顔は引きつってるけれど)