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世界はまだまだ面白い!#61 最初の日

「今日という日は、残りの人生の最初の日である」という、アメリカの薬物中毒救済機関のチャールズ・ディトリッヒの言葉が好きです。

私の周りには高齢者ばかりで(自分もそうですが(笑))、いつも話題は、「ああしとけば良かった」、「やろうと思ってたんだけどな」とかの、過ぎ去った過去を「悔やむ」話です。別に、高齢者に限ったことではありませんが、欧米人のポジティブな考え方とは、対照的に、日本人は「後悔」することが得意です。民間ロケットの打ち上げに何度失敗しても、悲しむどころか、そのたびに「ここまで出来たことは大きな成果」と挑戦し続けるアメリカの「スペースX社」の姿勢には清々しさすら覚えます。ここが、アメリカ人の「根っこ」にある「凄さ」です。過ぎ去った日を「悔やむ」のではなく「評価」しています。

人生には無駄なことは何一つありません。過去は過去で評価して、「今日は残りの人生の初日」です。高齢者は残りの人生が少ないんだから後悔している時間はありません。さあ、今日も頑張るぞ、就活しなきゃ!


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