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高次脳機能障害「私」のマイクロツーリズム ~受傷後10年~

8/31で「私」が高次脳機能障害を患って、まる10年になる。
最初、急性期病院の主治医からは「よくてハイ、イイエが言えるくらいしか回復しないだろう」といわれたそうだ。

それが、なんとかカタコトであっても意思表示ができるようになった(難しいことはわからないが)ことは奇跡に近い。
と、たまさん(「私」のだんな)は話していた。

ただ、この1~2年の機能低下は自分でも実感する。
いわゆる「老化」によるものなのだろうか。
あるいは「脳」の器質変化なのだろうか。
嚥下と排泄、歩行、姿勢がどうもうまくいっていない。
たまさんがいきり立つのもわかるような気がする。

たまさんは言っていた。
「これ以上、『なんで(そうなるの)だろう』を繰り返しても
前には進まない。仕方のないものは仕方ない」と割り切った上で、
『がまんしない』
『無理しない』
『考える』
というスタンスでケアサポートをしていく!
と。
とはいっても、どうせまたいきりたつのだろうが・・・・・・。

今日はこれから、ケアマネ、福祉用具担当、PTの方がくる。
みなさん一生懸命に「私」のことを考えてくれている。
「私」も焦らないで、ゆっくり、落ち着いて、無理することなく
生活していこうと思う。

これからは、新たにたまさんの誘い(地域活動)にのってみたいと
思う。
9/3に近くの分館で、文京学院大学の学生さんが参加されるサロンが
あるそうだ。ちょっと顔をだしてみるか。

PS
今日は1泊のショートステイ。憂鬱だ。

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