「死ね」という言葉が大嫌いだ(学童日記)
人に「死ね」なんて言われることはあまりにも非日常すぎて、言われた瞬間かなりの衝撃を受けました。
学童で子どもたちとサッカーをしていた時のことですが、私は彼らがうまく遊べるようにゴールキーパーをしていました。
まず、ゴールキーパーが得意な子はかなり少ないです。それ自体は問題ないのですが、子どもたちはキーパーが失点すると不機嫌になり、罵倒することも珍しくありません(自分もできないのに)。
子どもたちだけでサッカーをしていると喧嘩して自然解散することが多く、そんなわけで私はよく子どもたちのサッカーに参加しています。
とはいえ私はゴールキーパーをするのがそこまで好きなわけではなく、その上失点したら「死ね」と言われて中指を立てられたものですから、流石の私も頭にきてしまいました。
当児童に次に同じことをしたらサッカーから出てもらうと指導すると、それ以降はすっかり大人しくなりました。
その子は私のことが嫌いどころか、むしろ遊んで欲しくて寄ってくることが多いです。それなのに私にそのようなことを言った理由としては、私とよく遊ぶがゆえに友達と距離感を混同してしまったようです。
私が非常に残念だと感じることは、子どもたちの多くが友達同士軽い気持ちで「死ね」と言い合っていることです。
私は実際に自殺した後輩を目にしたことがあるので、命を軽んじる発言をする人を見ると憤りを感じます。
これから私が教育に携わっていく中で、命を大切にしない児童生徒は丁寧に指導していきたいと思います。