
親子が協力するとうまくいく話
最近”自由”を主張するお子さんが増えていますが、自由とはそんなに良いものなのでしょうか。
自由とは目の前に真っ暗闇が広がっているようなものです。どこにでも行けるかわりに非常に危険で、自由の行き着く先は不自由なのではないでしょうか。
ですから、私はお子さんが本当に自立するまでは親御さん等周りの方がある程度進路に口を出すことは必要だと思っております。
しかし、私は子供は親の言うことを聞くべきだと一方的に言いたいわけではありません。今回は親子が仲良くすることによって双方にメリットがあるためその方が合理的というお話をさせていただきます。
私はお子さんの学校生活がうまくいかないせいで親ともうまくいかなるケースを何度も見てきました。しかし、子供が本当に困ったときに損得関係なしに助けてくれるのは親だけなのです。そのため、子供には何とか親と仲良くするべきだと理解してもらう必要があります。
そのために私はそのことをお子さんにわかりやすく説明する方法を考えてきました。それは、お子さんが親御さんのことをスポンサーだと認識する方法です。
例えばプロゲーマーのたぬかなさんは身長170㎝以下の男性は人権がないとライブ動画で言い放ったことで炎上し、スポンサーが降りてしまいました。その発言とスポンサーの思想は全く関係がありませんが、スポンサーとしてつながっている以上は世間が同一視することは避けられないのです。
他にもスシローのすしペロ事件のように、子供の行動が原因で一家もろとも日本社会から追放されることがあります。つまり、子供は親が子育てをする上でとてつもないリスクを負うことを知るべきなのです。
しかし、スポンサーとは本来企業が有名人に投資して高い宣伝効果(報酬)を得るためのものです。親子関係にしてもそうで、将来孫と遊んだり介護してもらうことを子供に期待できるため、当然親は子供に投資することによる見返りがあります。
つまり私が言いたいことは、子育てに関してはどちらかが一方的に正しいというものではないのです。ですから、スポンサーと選手のようにお互いのメリットを理解してそれぞれが歩み寄ることが大切だと思います。