姉が死ぬ夢を見た
あなたはいままでに一度でも死にたいと思ったことがありますか?
私は普段から人の死について考える機会が多いです。
そうなったきっかけはデンマークに留学していた時に父が肺がんにより他界してしまったことです。
病気が判明してから亡くなるまであっという間の出来事だったので一時帰国の話も上がらず、留学が終わって帰ってくると父の存在そのものが消滅していました。
その次に死を強く意識したのは、会社の後輩の首吊り自殺を目にしてしまったことです。
それまでは若い人が死んだ姿を目にしたことがなかったので、死ぬということがどういうことか本当の意味では理解していませんでした。
昨晩姉が末期がんになってもうすぐ死ぬ夢を見ました。
現実の姉は健康そのものですが、このような夢を見たのは私の心配の表れなのかもしれません。
その夢の中で私は自分もがんかもしれないと思い、病院に向かいました。
その時点で目が覚めたのですが、自分もいつ死ぬかわからないという部分は現実だと思います。
だからこそ今の私は命続く限り人の役に立ちたいと思えるのです。
最近では多様性の時代と言われていますが、安易に死にたいという考え方だけは認めることができません。
私がこれから話す子どもたちにはうるさく言うつもりはありませんが、命を軽視した発言だけは厳しく注意しようと考えています。