「粉飾」決算/window dressing
粉飾!
2000年代中盤に世間をにぎわしたライブドア事件。
粉飾決算という言葉を見て何やらレトリカルな雰囲気を感じ、その意味を理解したのもその頃だったと思う。当時ライブドアの社長であったホリエモンは今でも現役で投資家であり、ビジネスマンであり、論壇者であったりもするので、ちょこちょこそれが話題になることもあることから、一連の流れをざっくり知っていても損はないかもしれない。
粉飾/扮飾
[名](スル)
1 飾りつくろうこと。うわべをとりつくろって立派に見せかけること。「事実を―して話す」
2 紅や白粉(おしろい)で化粧すること。美しく装い飾ること。
「忙しさの間にも自分を―するのを忘れずにいる葉子自身が」
https://kotobank.jp/word/%E7%B2%89%E9%A3%BE-623313
粉飾決算(ふんしょくけっさん、Window dressing)
会計用語の一つで、会社が不正な会計処理を行い、内容虚偽の財務諸表を作成し、収支を偽装して行われる虚偽の決算報告を指す。
文字が似ていることや、直感的な感覚からか、手書きの文書などで、糸偏の「紛飾決算」と誤記されることが多いが、米偏の「粉飾決算」が正しい表記である。また、女性に例えて「化粧直し」「厚化粧」と言われることもある。
粉飾に決算をつけて、会計上の用語としたあたりになんとなくお洒落さを感じます。英語だとwindow dressingと表現するんですね。これも直感的でわかりやすい。
ちなみに…ライブドア事件でポイントとなる「のれん」は英語でgoodwill。
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