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人の好意に甘えられますか

人の好意に素直に甘えることってできますか?

めちゃくちゃ仕事が忙しいのに子どもが発熱して同僚に仕事をパスするときとか、下の子の出産に当たって上の子を義実家に預けるときとか、近所の人がひまわりの種をくれるって言ってくれたときとか(事例の質が低いw)

仕事でも私生活でも、誰かに頼る場面ってあるじゃないですか。
そのとき、あなたはどんな感情になりますか?

「そうはいっても相手に迷惑だから頼るのは良くない」
「借り作っちゃった…いつかお礼しないと」
って思います?

もしくは、
「やったー!ありがとー!!助かるわあ!!!✨」
ってなって終わります??


頑張れば自分でできそうなこと


わたしね、基本的に後者なんです。祝 うへへ
結構すぐ誰かに頼れるしことばを文字通りに受け取るタイプ。

しかしね、、、、

それは「自分じゃ絶対できないこと」に限った話でして・・・。

ちょっと寝る時間削って頑張れば自分でできそうなことや、自分が言い出した話って、「相手に迷惑かけるの申し訳ないな・・・」と思っちゃって頼れないことが多い。。相手から言ってくれれば頼れるんですが、こちらから「手伝って!」とお願いするのが苦手。。頼れたらどんなに楽に生きれられるんだろう。。

家事とかでも言えそうですよね。
やりたくはないけどできちゃう系の家事。結構ストレスですけどパートナーとのコミュニケーションコストを考えるとそっちの方が面倒だから、結局自分でやっちゃうわ~って。うちのトイレ掃除とかがまさにコレです。トイレ掃除くらい別にいいんだけどさっ。へっ。


なりたい自分を阻害するもの


なんで素直に頼れないんでしょうね。

たぶん、いくつかの固定観念が原因なんです。
まずはね、「甘え=ダメ」という方程式が自分の中にあって、そうはなりたくない、相手にダメな人だと思われたくない、有能な人間だと思われたいって思ってるんだと思います。そう、プライドです。次にね、「頑張ればできることは自分でやるべき」という自前主義があるのかもしれません。人に迷惑をかけてはいけない、ってやつです。


これらの価値観は、成人発達理論での免疫マップの「裏の目標」に当たるものだと思います。↓おさらい


じゃ、どうやったらなりたい自分になれるかと言うと、固定観念にあえて反する行動をしてみるってことが大事でした。そうでした。↓おさらい

図らずも起こった変革のきっかけ


実はね、先日仕事でね。
変革の具体的手法である「固定観念にあえて反する行動をしてみる」が図らずもなされたんです。

といいますのも。

とある打合せのスケジュールを送る、ってタスクがあったんです。ええ、会社員ならよくあるやつです。わたしが分析した結果をみんなで議論するって内容でした。ところが、わたしが休暇を取っている間に、同僚が既にそのタスクを終えてくださっていたんです。

そのメッセージを見た瞬間のわたしの感情はというと…

「え!?これわたしの仕事じゃん。なんで勝手にやってるの?(ちょっと怒)」

でした・・・。いま書いても恥ずかしい。
ソレなんのプライドやねんて。誰がメール飛ばそうがどうでもいいのに。タスクを処理してくれた同僚に負の感情を抱くなんて。。

なぜそんな感情になったかというと、「迷惑をかけてしまった」と思ったからです。同僚は良かれと思って処理してくれた。しかしわたしにとっては「のうのうと休暇を取ったばっかりに同僚に迷惑をかけてしまった」になった。

とにかく「うわああああやっちまったあ」って感情。あの日ちょっと残業してでもやっちゃえばよかった、とかそんな後悔の念で溢れかえりました。

・・・でもね。
それも5分ほどすると、「ま、別にタスクいっこ減ってよかったじゃんか。オッケーオッケー」となってきたんです。そして同僚に感謝のメッセージを送れるほどに回復。

(なんだ・・・・別に、たいして迷惑かかってないじゃん。そして(たぶん)ダメな人だとも思われてないじゃん。)


そんな気付きが得られたんです。

まさに、「行動の結果、何が起きた?で、強力な固定観念に関してなにを物語ってる?」とセルフチェックできました。図らずも同僚の行動のおかげで。


きっとね、すぐには固定観念は変えられないしまた同じような感情の起伏を繰り返してしまうんだろうけど。それでも「自分でできることでも頼っていい、甘えていい。だからといって別にダメな人間じゃない」って思える根拠のひとつを手に入れるという貴重な経験ができました。


だから人と働くっておもしろいんだよな。

おしまい


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