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管理職になりたい理由

さっき入社したと思ったのに、気付いたらもうそんなお年頃。
先日、管理職試験を受けてまいりました。

試験で徹底的に問われたのが「なぜあなたは管理職になりたいのか。」就活さながらのでっかい問いにたじろぎつつも、出した答えは・・・


「今まで育ててきてもらったから」です。


カン違いな若手時代

今までの仕事は、主担当としてバリバリやってきたと自負してました。
どんなにダメ上司の元でも、劣悪環境下でも、成果を出しつづけてきんだぞと。そしてそれは、ひとえに・・・わたしの努力の賜物だと。


マイクロマネジメント型の上司とは折り合いが悪い一方、基本的に任せてくれる上司とはめちゃくちゃ相性がいい。後者のパターンに恵まれ、のびのびやりたいことをやりたいようにやってきました。そして、ちょっとずつ成果も。

これも、全てわたし自身の努力の結果なんですよってね。

・・・でもね、そんなこたあないんですよ。

管理職目前にして知る、管理職のもどかしさ

自意識過剰小娘もまあまあ年齢を重ねてきまして、社内では中堅クラスになりました。

そして、耳に入るようになった管理職のもどかしさ話。孤独感。さみしさ。ふがいなさ。やりきれなさ。

・・・管理職の人も、元担当者でした。仕事を自分でやってたひと。

てことはね。自分で仕事をガンガン進めたいに決まってるじゃないですか。責任だって持たなきゃいけないんですし。


にもかかわらず、大切な業務をポンコツ自意識過剰な生意気こむすめに委任してくれてたこと。わたしのモチベを高めて、育てて、かつ大失敗しないように見守って、支えてきてくれた。

こんな大事なことに、今さら気づいちゃったんですよ。


・・・遅っ!!!

健全な負債感

あれ?これって、、、


まるで子育てをする身になって初めて親のありがたさを痛感するような。

あの贈与本(近内悠太さんの「世界は贈与でできている」)でいう健全な負債感。これを、会社人生の中でやっと感じるようになったんです。


誰かに育ててもらったんだもん、その恩返しをしなければならない。そんな義務感、負債感です。


庇護する側になる覚悟

そういえば以前、ちきりんさんもvoicyで似たようなことを言ってた。

「40歳超えたら誰かの庇護のもとで生きる道は残されていない」「残るのであれば、庇護する側になるということ」

ちきりんさんVoicy


とはいえ。

はたして自分は、「会社を守るのはわたしだ!」と本気で思っているか?その覚悟はあるのか?というと・・・ちょっとまだそこまでの覚悟はないかもしれない・・・。ごにょごにょ

だってその覚悟あったら、転職とか副業とか興味ないはずだもん。。


以上、試験の結果も出ていないのに←ややこしいお気持ちのワーママのぼやきでした。


おしまい




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