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「どんなサービスがいい?」は愚問

ここ2カ月ほどやっておりました
夫婦のコミュニケーションサービス。
つい先日、モニターヒアリングが完了しました。

ヒアリングを経て、0から構築するときの
難しさを痛感してきましたので
シェアしてみたいと思います。

結論は、「どんなサービスがいい?」という
質問は愚問
ってことです。


夫婦コミュニケーションサービスって何


モニター募集時に決めた
サービスの流れはこんな感じ。

❶ 夜、寝る前にパパ/ママ個別で運営宛に「よかったこと」を送信
❷ 翌朝、パートナーが送った「よかったこと」を運営から受信
❸ ❷に対して簡単なコメントを送信…❶~❸を5日間くり返し
❹ 6日目に、5日間のレポートを運営から受信(よかったこと・パートナーからのコメント・次の5日間のヒントが掲載)

モニターということもあり、5日間と決めていました。

ヒアリングの結果概要

つい先日、本サービスを使ってくださった
モニター様へのヒアリングが終了しました。
ご協力くださったみなさま、
本当にありがとうございます!

ひとりひとりのご意見すべてが
貴重すぎて宝の山です。

ChatGPTにまとめてもらった結果はこちら↓

良かった点:

  • ユーザーは日々の小さな幸せに気づき、パートナーの幸せにも共感できるようになったと感じています。これは夫婦間のポジティブな相互作用を促進する効果を持つと報告されています。

  • 第三者を介した間接的なコミュニケーションが、お互いに対する思いやりを育むと評価されています。

  • 最終日のパートナーからのコメントは、特に楽しみにされており、ユーザーにとってプラスの体験でした。

  • 夫婦間での距離感の調整に役立ち、互いに干渉しすぎない適度な関係性の構築に寄与しているとの声がありました。

改善点:

  • ユーザーはレポート内でのパーソナライズされたアドバイスやフィードバックを求めており、より具体的な行動指針を望んでいます。

  • 毎晩の送信を忘れがちなユーザーには、負担にならない形でのリマインドが有効とされています。

  • 毎日の投稿が手間に感じられる可能性があるため、労力を要する作業にならないよう配慮が必要です。

  • コメントやフィードバックのタイミングについては意見が分かれており、即時性を求める声と期間を置いたフィードバックを好む声があります。

結論:

本サービスはユーザーに自己内省とパートナーシップの向上をもたらしていると認識されています。サービスを継続的に魅力的に保つためには、リマインドの工夫、パーソナライズされたアドバイスの提供、コミュニケーションのタイミングと方法の最適化が必要です。リアルな生活にサービスをスムーズに統合し、日々の習慣として自然に取り入れられるような仕組みが重要であると言えます。

改善点の声こそが価値

本サービスを使っていただき、
価値を感じていただき、
本当にありがたいことです。

ただ、本当に知るべき点は改善点です。

耳の痛いご意見であろうとも、
それは本サービスをより良いサービスに
するためには必要な情報。

けど、ほら、やっぱり人って
褒められたいじゃないですか。
良かったところばかり聞きたいんですよ。。


改善点を指摘してくれた方にはつい、
「じゃあどんなサービス/形なら良い?」って
お客さんに聞きたくなっちゃう。(本音

でもさ・・・
それって、聞いて分かることじゃないんですよね。

「どんなサービスが良い?」って質問は、
お笑い芸人が「どんな漫才にしたら面白い?」
って聞いてくるようなもんだ
って
Voicyの誰かが言ってたんですよ。

いやわたし別にお笑い芸人じゃないけど
まさに同じパターンになりそうでした。

そんなん聞いてくるなよ!ってことです。
どうサービスを作るかなんてのは
提供者がしっかり考えることであって、
ユーザーに考えてもらうことじゃない。

じゃあユーザーに求めることって何?
それは、改善点をお伝えしてもらえること。
これが一番のポイントなんでした。


もちろん、指摘されたポイントであっても
ポリシーや描きたい姿に相応しくなければ
反映しません。

けど、耳障りのよいお褒めの言葉
ばかり聞いてちゃ前に進まないよってことです。

ぐぬぬ・・・自戒を込めて。


おしまい


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現在、夫婦間コミュニケーションサービスのプロトタイプを作成中!
まもなく公式LINEをリリースできそうです。

今後も生々しく新規事業開発について
語っていきますので、
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