シンスプリント
シンスプリントはとても多いスポーツ障害です。
オーバープロネーション(回内足)が多いため、たまるやスポーツ鍼灸整骨院にいらっしゃる患者さんでも多い症例です。
シンスプリントについて
シンスプリントに関係ある筋肉は以下の通りです。
後脛骨筋
起始:下腿骨間膜の後面
停止:舟状骨,全楔状骨,立方骨,第2〜4中足骨底
前脛骨筋
起始:脛骨外側面,下腿骨間
停止:内側楔状骨,第一中足骨底(底面)
ヒラメ筋(下腿三頭筋の一つ)
起始:腓骨頭,ヒラメ筋線(脛骨)
停止:踵骨隆起
シンスプリントが発生する原因はいくつかありますが、一般的な要因は以下の通りです:
長時間または激しい運動:長時間続けたり、強い運動をしたりすると、下腿の筋肉や骨に負担がかかり、シンスプリントが引き起こされることがあります。
適切な靴や装備を使用しない:適切でないランニングシューズや装備を使うと、足や下腿に過度の負担がかかり、シンスプリントのリスクが高まります。
足の形や歩行パターンの問題:足の形や歩行パターン特に回内足に異常があると、特定の下腿部位に過度の圧力がかかり、シンスプリントが生じる可能性があります。
筋力や柔軟性の不足:下腿の筋力が不足していたり、足底筋膜の柔軟性が低かったりすると、筋肉や骨への負担が増え、シンスプリントのリスクが高まります。これらの要因が重なることで、シンスプリントが引き起こされる可能性が高くなります。
シンスプリントの治療方法
一般的には下記の方法があります。
運動をを止めて体を休めます。活動再開するときは、症状が完全に治ま休むこと: 活ってから少しずつ運動を再開することが大切です。
氷を使った治療: 炎症を軽減するために、運動後、患部に氷を20分間ほど当てます。
筋肉のストレッチ: 下腿の筋肉を伸ばして柔軟性を高めると、痛みや炎症を軽減できます。
強度トレーニング: 下腿の筋力を強化することで、負担が分散されやすくなり、シンスプリントの再発を予防することができます。
適切な靴を使用する: ランニングシューズなどの適切な靴を使うことで、足や下腿への負担を軽減できます。
たまるやスポーツ鍼灸整骨院では
・鍼➕マイクロカレント療法は、腫れ、痛みが強い急性期はシンスプリンの治療に適しいます。足関節捻挫や外側上顆炎、肉離れなどにもたまるやスポーツ鍼灸整骨院では積極的に治す方法として、患者さんに勧めております。
慢性的に痛みを感じてり、違和感が引かなくなる状態の難事性のシンスプリントに対してはショックマスターの治療をお勧めしています。
シンスプリントにならないために
シンスプリントは上記の繰り返しのスポーツ障害になります。ランニングやその他の持久系で反復運動を行う方に多発する障害の1つであり、急激に運動量を増やすと痛めやすい症状でもあります。
1.医学的な管理情報
適切な治療を受けるためには、シンスプリントに関する。医学的な治療手技がどんなものか十分に把握する事が大切です。体の全体像のバランス、歩行の観察、足のサイズ、フットプリント、適切なシューズを履いているか、インソール作製、各種の電気治療など。
2.シンスプリントになった原因の確認
適切な初期治療を行うためにはシンスプリントになった原因の確認が重要です。再発の予防をしないためにはシンスプリントになった原因の克服が必要になります。上記のシンスプリントの発生原因にもあるように日常的な動作、改善が求められます。
3.ウォーミングアップやクーリングダウン方法の確認
シンスプリントなどの下肢の障害は適切なウォーミングアップとクーリングダウンが行えてない方に起こるケースが多いため、再発防止の観点からウォーミングアップとクーリングダウンのスキルを身につける必要があります。
最後に
シンスプリントを起こさないために、日常的に変える必要があります。
シンスプリントでお悩みの方は当院まで。