台風と体調不良
こんにちは!
大きな台風が近づいてきていますね。
こんな時、頭痛やめまいといった体調不良を起こすことはありませんか?
もしかしたらそれは”気象病”かも
なぜ体に不調がおきるのでしょうか、考えていきましょう!
気象病って?
気温や温度、湿度の変化によって体に不調が起こることです。
気象による体調不良は頭痛やめまい、疲労感、関節痛、気分の落ち込み、吐き気、喘息など様々な症状が出るのが特徴です。
季節の変わり目や梅雨の時期、台風が多い時期などに起こりやすいとされます。
原因
耳の中にある内耳が関係していると考えられています。
内耳の前庭器官では気圧の変化を感じ取るセンサーの役割をしており、ここが過敏に反応することで自律神経が乱れめまいや頭痛といった症状を引き起こします。
気圧が1hPa(ヘクトパスカル)低くなると海面が1cm上がります。
人間の身体の60%は水分でできていますので、気圧の変化は体にも影響します。
自律神経
本人の意思とは別に身体を適切に保つために免疫や体温、呼吸などをコントロールしています。
この働きは、ホメオスターシス(生体恒常性)という機能によるもので、自律神経はこのホメオスターシスを維持する働きをしている、生命維持には欠かせない神経です。
交感神経と副交感神経
自立神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。
交感神経は、活動するときに働く神経で、副交感神経は、休息やリラックスをするときに働く神経です。
基本的に、全ての臓器は交感神経と副交感神経の支配を受け、交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキの役割を果たしているのです。
この自律神経が気圧の変化のよって過剰に反応することで体調不良が引き起こされます。
自律神経を整えよう!
食事・運動・睡眠 この3つのバランスを整えることが大切です。
日中はアクティブに、夜はリラックスして過ごすなどメリハリのある生活を心がけましょう。
①規則正しい生活
十分な睡眠、ストレスをためない生活、朝には日光の光を浴びましょう
②適度な運動
筋肉をつけることで基礎代謝が上がり、抵抗力がつきます。
また、適度な運動やストレッチによって体の緊張をほぐし、自律神経のバランスを整えることも重要です。
③バランスの取れた食事
栄養バランスが取れた食事を摂ることはもちろん、しょうがやにんにくなど、血行を促進する効果がある食材を摂る事も好ましいです。
また、朝食を食べることで寝ている間に下がった体温を上げ、副交感神経から交感神経に切り替えることができます。
④入浴
夜に39~40℃の湯にゆったり浸かると体がリラックスし、副交感神経優位に。血行もよくなり、眠りにも好影響。
カイロプラクティックも効果的
副交感神経は脊柱の第一頚椎と第二頚椎の間(首の上部)と仙骨からでています。
この背骨のズレによって神経や血管を圧迫し自律神経の乱れを引き起こします。
なので頚部痛のある方は相対的に頭痛やめまいなど不定愁訴が多いです。
たまるやではカイロプラクティックの手技を取り入れて治療しています。
脳から出ている大事な神経は背骨によって守られています。
しかしその背骨がズレる事で、その大事な神経に圧迫が起こり、脳からの指令は身体全体に正確に伝わらなくなります。
このような状態だと、身体は様々な症状を自分自身の力で治す事が出来なくなり、痛みにつながります。
この頸椎や仙骨などを調整することで、脳に正しく神経が届きます。
よって自律神経による症状も整えられていきます。
この時期めまいや頭痛などの体調不良が多くなります。
自律神経を整え、規則正しい生活を心がけましょう!
たまるやでもカイロプラクティックを用いた治療を行っています。
身体に不調がある方や、そうでない方もご相談ください!