
つぶれたサントウィッチ #まいにち土鍋
まったく土鍋料理が登場しない日記。
早朝から予約していた粗大ゴミ10点を出すのに、朝から家族総出。日頃の疲労がざっくざくと貯蓄されているのでリッチな気分どころか、いやいや朝がつらい。貯金を崩すように地道な体力を惜しまず使っている。
ツイートにゆらゆら盧根(葦の根を干している)を載せたけれど、漢方は根っこを大切にするから、コッチョリーノの理想にもシンクロする。幼少期に、祖母が漢方や漢方の哲学をよく語っていたこともあり、いつかちゃんと勉強するんだと思って、こんなに時が経ってしまった。
ちなみに盧根とは、葦の根っこ。
8時前に大型の棚の数々はこび出し今日の体力つかい果たし空っぽノ助。朝からぐったりの衆、暑いけどハグ。
— tamamiazuma/cocciorino(コッチョリーノ) (@cocciorino) August 7, 2022
動画は中医学の指南番から学んだ盧根干し。語学に加えて先が長い学びだなぁ。#道草 pic.twitter.com/JytrEbCSNi
幼児期から青春期にかけて軟弱だった。
どうしても西洋医学の薬が合わず、幼児期からのホームドクター(町の開業医)が、私の体質のために研究して温灸棒のようなものを駆使してくれたり、米国から日本に到来したばかりの頃、まだ誰も知らないアロビクス治療法を薦めてくれたり。それが効いたと思ったら、たちまちエネルギーに満ち溢れる体力をゲットした。
その後、家族を持ってから診察券が無効になるくらい病気知らずだった。
子をおんぶして駆けつけられる場所にあったホームドクターのおばあちゃま先生もすごかった。肌が極端に弱い子を診てもらい「アトピーでしょうか?」と聞くと「病名はあえてつけませんよ、アトピーといったら思い込んで悩むでしょう?」と、先生はさばさばっと言った。西洋医学にもとづいた診療なんだけど、中医学の哲学に則るようなおばあちゃま先生は奥深かった。
中医学(漢方)は、病名をつけない。
どう養生するか一緒に考える。
西洋医学、中医学どちらも尊重してからだの相談をしてゆくのがいいと思っている。
疲れきったわたしたちを見て、子が、カバンのなかでギュッとつぶれて変形したサンドイッチを「食べる?」とくれた。つぶれていたって、大事にコッチョリーノに盛る。レッテルを貼らない気持ちで生きていきたい。
8月8日(月)
盛る「耐熱のだえん皿」