けふの勉強📖斎宮(さいぐう)


【けふの勉強】 斎宮(さいぐう)

今日は斎宮について調べることにしました。  

斎宮とは伊勢神宮に奉仕した
未婚の皇女で、斎王・斎内親王
いつきのみやともいうそうです。

天皇の即位にあたって選ばれた
身内にあたる女性、
皇女や内親王が斎宮になります。

6月と12月に行う『月次祭』
9月の『神嘗祭』これらを神宮三節祭といい
とても重要な祭祀に奉仕します。

潔斎(けっさい)と呼ばれる
飲食その他の行為を慎み心身を常に清める

城外から離れた野宮と呼ばれる居住地で
過ごします。

斎宮になった3年目の9月
発遣の儀がおこなわれ、伊勢に下ります。

この行為を群行と呼び
かなり大掛かりなものだったそうです。

斎宮のことは日本書紀にも記されるなど
古くから根付いていたようです、その背景には
古代女性祭祀の名残りであるとか。

天皇が退位した時には斎宮も退下します。

そしてまた、即位した天皇と共に新しい
斎宮が選ばれ国の安寧を祈るために日々を
奉仕に捧げていく。

しかし、南北朝時代、
後醍醐天皇の時に兵乱などにより途絶
その後は再興には至らず。

こうした歴史を知る事で
ちょっとだけ天皇陛下が行う神事について
浅いですが理解が進みました!

退下した斎宮はその後どのように
過ごされたのでしょうか。

また神様へ奉仕される斎宮は
日々が潔斎だったようです

ここで用いたのが斎宮詞

不浄な言葉を避ける代わりだったとされ
忌み言葉に興味がでました。

次回は斎宮の言葉を学んでみたい

私も日々、不浄な言葉を使ってるかも😣
自分の発する言葉を清らかなものにしたい
そんな思いもあって斎宮に興味が湧きました

斎宮は途絶しましたが
天皇陛下の行う祭神、神社など
暮らしの中にその姿が浮かんできます。

三重県多気郡明和町斎宮にある
『斎宮跡』には『斎宮歴史博物館』があります

より深く学ぶために訪れてみたいな😊

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高座郡たぬき
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