よく情報番組や天気予報などで「1mm以上の雨が降る確率は」とか、
「1時間あたりの降水量が500mmを超える大雨」とか出てきますが、
その「mm」ってどういう「mm」なのかって考えたことはありますか?
調べてみました↓ ※気象庁webページより
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq11.html
目安として考えるのであれば、直径20cmの円柱の中に入った雨水を
降り始めから貯めたとした場合の水深が降水量として記録されるそうな。
したがって、降水量1mmというのは(半径)×(半径)×(円周率)×(水深)で
求めることができるので、
10cm×10cm×3.14×0.1cm=31.4cm3=31.4mL ※3.14≒π(パイ)
ちなみに直径20cmというのは大人の男性が親指と人差し指をLの字型に
グッと拡げた幅であったり、A4版の紙や本の短辺の幅(約21cm)に
あたると考えるとわかりやすいかと思います。
例えばそこに1時間で300mmの降水量が記録されるとすると、
ざっと30cmの水の深さが雨で追加されることになりますから、
それが2~3時間も続けば相当の雨量になることが想像できます。
実際には河川や水路では流れが加わることでさらに勢力が増し、
地形を大きく変えるだけの力がもたらされることもうかがえます。
(津波だと50cm程度の高さでも人や石ぐらいなら流してしまいます)
ここ数年、台風が猛烈になるだけでなく、短時間で大量の降雨があったり
大雨洪水警報が連日発令されている地域もいくつもあり、
気を揉むことが多くなりました。
山間部はもとより、都市部でも災害に巻き込まれる可能性があります。
どうぞみなさま、ご安全に!
それでは、次回の投稿をお楽しみに。
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