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炒飯に強火は必要ない
こんにちは、たまもです。
昨晩料理をする際に開いた冷蔵庫に、ご飯のストックが大量にあってほかの食材が見えず邪魔だなあと思いました。なので炒飯でサクッと処理してしまいましょう。
まずは挽肉を食べたいだけフライパンに入れます。あくまで炒飯の主役は卵と米なので、それを意識して少し少なめに入れるのがいいのかも?
コールドスタートで中火で炒めていきます。挽肉から充分過ぎるほど脂が出るので、わざわざ油を引く必要はありません。
次に臭み消しにお好みの香味野菜を入れます。今回は生姜を皮付きのままみじん切りで投入しました。
そろそろ挽肉の片面に焼き色が付いてくるので天地をひっくり返します。無理に鍋を振る必要はありません。むしろ温度が下がってしまうのでヘラで丁寧に返す方がいいです。
次に主役の卵と米の準備。卵はお好みの加減でかき混ぜます。最低でも黄身が潰れていればなんとかなります。ご飯は必ず温めて下さい。よく冷や飯で作るとパラパラになる、なんて書かれている方がいますが、美味しくなる訳ではないので。多少ダマになっていても温めた方が美味しいです。あと、調理工程内にパラパラに仕上げる調理があるので。繰り返しますが米は温める!
後は飾りに青ネギなり万ネギなり紅しょうがなりを準備して下さい。そんなものは要らん! という剛気な方は挽肉の前で仁王立ちしてて下さい。
挽肉の様子を伺います。焦げ目が付かない程度に適度に返しながら焼いていくのですが、ここで脂に注目します。白い脂が出ている時はまだ焼けていません。脂が透明になってきたら炒まった証拠。余分な脂はキッチンペーパーで拭き取って下さい。
さあいよいよ本調理。鍋から煙が出ていたら温まり過ぎているので少し火を落として下さい。溶き卵を流し入れ軽く炒めます。更にご飯を入れて炒めていきます。ご飯を卵でコーティングするイメージでよく混ぜて下さい。鍋は振りません振らせません。
よく炒める前に溶き卵とご飯をしっかり混ぜておく、という方がいますが、これは大賛成です。え、なんでしなかったかって? あのその、洗い物増やしたくなくて……(モゴモゴ)。
充分に炒まったら味付けです。塩と胡椒を緩めにまぶします。薄味にするのは仕上げで醤油を使うためです。
しっかり全体に味が馴染んだら仕上げです。味見の段階で薄味だなと感じた方は醤油をサッとご飯にかけてかき混ぜます。もう炒めの工程は終わったので、鍋を振りたくて仕方がない方は思う存分振って下さい。しっかり味付けしちゃったな、という方は鍋肌にかけて焦がし醤油にしてから同様にかき混ぜて下さい。味付けなら直接、風味付けなら鍋肌と覚えていれば無問題です。
もうこのままでも食べられますが、パラパラ感を出したい方はもう1工程挟みます。火を中強火から強火にして、日本酒を一回し振りかけ更に炒めて下さい。これで(失敗しなければ)ダマついていたはずの炒飯がパラパラに仕上がります。騙されたと思ってやってみて下さい。本当に騙された方は多分日本酒のかけすぎです。
完成品がこちら。
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彩りのネギが映てないですが味はうま味(うまあじ派は賢いな)です。うーん、もっと見た目にも拘って作れたらなあ。
まあ冷蔵庫がスッキリしたのでベネ!