【Edge Rank 803】なぜかウニに詳しくなりそうです【たまのみか】

できれば黄昏時の空を眺めながらぼんやりできればいいのですが…。

無になるためにラッコを眺めています

ここのところ私生活がかなりバタバタでして、いろいろなことをあれやこれやと考えたり、また物理的にもあちこち行ったり来たり。少々グロッキー気味な日々を過ごしております。

「1日な～んにも考えずに自分のペースで過ごしたい！」なんて思うのですが、しばらくはそれも難しそうで、せめて夕暮れ時の美しい空を眺めて一息つこうと試みるものの、どうも様々な思考がグルングルン止めどなく繰り返されて落ち着きません。

そんな風に頭がオーバーヒートしそうになったとき、いったん気持ちをリセットするために、ある動画を見ています。その動画はヒーリング系の癒やし動画の類ではないんですが、それがもう、なんというか、なにもかもどうでもいいや、という気分にしてくれるんですよね。

これはカナダのバンクーバー水族館にある海獣保護施設にいたラッコがただ食事をするだけの動画なのですが、その旺盛な食欲で次から次へと海鮮を貪り続ける様子に、「なんかよくわかんないけど生きてるって素晴らしいね！」とざっくり思ってしまいます。

実はこのラッコのウォルターさん、銃で撃たれたせいで目があまり見えません。そのためスタッフさんがウォルターさんの胸のあたりへ餌を置き、それを順に食べていくのですが、その勢いが凄すぎてさながら「椀子そば状態」。

二枚貝をまるでお椀を持つように両手で支え、中の身を食べては空いた殻をポイと捨て、すぐに次の貝を手にしては身を食べてポイ。他にも殻付きのエビを次から次へと貪り食います。

雑に食べているようですが、よくよく見てみるとおいしいところを丁寧に食べていて、まずはエビの頭の殻を身から器用に抜き取って柔らかい身を食べ、硬い尻尾を捨てる前に付け根に残った身も上手に食べているように見えます。

おいしそうに食事をするウォルターさんの一連の動作はなんとも言えない親近感を抱かせ、動画を繰り返し見ているうちに、いつのまにか穏やかな気持ちになっているのですよね。

ただこの動画を繰り返し見ることの唯一の弊害は、YouTubeのおすすめ動画がラッコ動画と、ラッコが高級海鮮を餌にしているからか、ウニの食べ方（さばき方？）動画で占められてしまうことでしょうか。

海外でも当たり前のように寿司を食べられるようになったせいで、たとえばアメリカなんかでも「一番簡単なウニの剥きかた！」的な動画が多数投稿されているということをウォルターさんのおかげで知ることとなりました。ただアメリカのウニはデカイ！

呼びやすいのがいいよね

今月の共通テーマは「 #名前の由来 」です。

「たまのみか」という名前、本名と思われることが多いのですが、実はハンドルネームです。本名とは全っっっく関連のない名前で、しかもなんの意味もないんです。

ブログを始めた当時、勤め先でクレーム対応の仕事をしており、少し珍しい名字でもあったことから本名を使うのには抵抗がありました。そこで、なにか名前を考えなきゃなーと思ったのですが、元々「名前は意味を込めすぎるより呼びやすいのが一番！」と思ってまして。

だって、思いが詰まりすぎた名前ってちょっとかっこ悪くないですか？たしか「ゆるキャラ」のダサさって、自治体が地元の特徴などをモチーフとして詰め込みすぎることが原因とみうらじゅんさんも言っていたような…。

そこでなんの意味も考えず、ちょっとだけ女性らしい親しみやすさも考慮して、ま行を含んだ響きの柔らかい名前を考えました。ひらがなにしたのも同じような理由ですね。

さらに、短縮して気軽に呼んでもらえるようなものをいろいろ考えた結果、今の名前となりました。おかげで、いろんな人に「たまみかさん」と呼んでもらえて、実はちょっと悦に入ってるんですよ。

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編集後記

今回はバンクーバー水族館のラッコの動画を紹介しましたが、いやはやラッコって思っていた以上に頭の良い動物なんだなあとしみじみ思います。そしてとにかく性格が穏やか！

「野生動物の保護」というと敵意むき出しの動物を麻酔で眠らせて檻に入れて…というイメージですが、上の動画を見ていると全く状況が違っていてびっくりします。麻酔から覚めたラッコが不思議そうにあたりを見回す様なんて、手術後の人間と同じ！

食事もして少し元気を取り戻したラッコが、まるで人が温泉に浸かるようにプールの中で静かに毛づくろいをしている様子見ていると、幸せのおすそ分けをしてもらっているような気持ちになるんですよね。ラッコって不思議な動物だ…！

さて。次回は11月20日（金）、田下愛さんの登場です。どんなお話が読めるのかな～。

どうぞお楽しみに！

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