すするとは?
「うどんをすすって食べるとネギでむせるの」。
そんな会話から、すすって食べる時の食べ方を2パターン試した。
1つ目、ふぅっと吸い込むように麺をすする。
2つ目、すぅーと口の奥を狭めて前方だけで麺をすする。
私の普段の食べ方は、1つ目のふぅっと吸い込むようにすする。でもこれ、気道に蓋がされず空いている状態なのですすったタイミングで、うどんにくっ付いている小さなネギは、口の奥に吸い込まれる。
うどんも同様に口の奥に留まるので、飲み込む前に噛もうとしても噛めず塊が大きなまま飲み込むことになる。
すすっている時に唇が大きく開いているから、麺が唇に当たっていない。そして、口の前方にある食べ物の硬さを感じるセンサーに食べ物が当たっていないので、食べ物が口に入ってきたという信号が脳に送られていないように感じた。
2つ目のすぅーと口の奥を狭めて前方だけですすると、気管の蓋はしまったまま。うどんもネギも口の前のあたりにとどまる。前方に留まっているので、噛んで小さくして飲み込むことができる。
口を小さく開き唇でうどんを咥える形で口の中に少しずつ入れるから、前方にある硬さを感じるセンサーにもしっかりふれている。そのため、口の中に食べ物が入ってきたという信号が脳にしっかりと送られているように感じた。
皆さんは普段どんなすすり方をしていますか?
お時間のある時に観察しながら食べてみてください。
感想や気づいたことをコメントくださると嬉しいです。