自分の意見で生きていこう
ちきりんさんの本です。
自分の意見を言うというは賛成なのか、反対なのかなど、はっきりと自分はどっちなのかを明確した上で、その理由を語ることが意見になります。
これって意外と難しいことだと思います。
何に対して意見を持つのか、自分がボジションを明確できるだけの情報を持っているか、ちゃんと考察ができているか、相違する意見がくることへの耐性があるか?
一つの意見をいうだけでも、上記のようなことが満たされて、はじめて意見の生成をすることができます。
この本でいいなと思ったのは、意見をいうための練習方法が書いてあるところです。
意見が言えるということは生まれつきではなく練習と慣れが必要で、逆にそれをすれば誰しもが自分の意見を言えるようになるとのこと。
でも、なんで意見を練習したりして作る必要があるのだろうか?
それはあなたが考えた意見の束が、あなたと他人を区別して人格を形成する、というようなことが書いてあります。
社会で生活していると自分のような人間がたくさんいて代替がいくらでもききます。
社会の機能としてあなたの代わりはきくのですが、そんな人々でもやはりそれぞれ他人とは違いがあり、それを明確にしていくための手段は「意見」です。
意見に合っている間違っているということはありません。情報収集をして、考察をして、自分はこう思うを臆することなくいいましょう。
そう言うことを繰り返すことによって、ぼんやりとしていた「あなた」がだんだんとはっきりした「あなた」になってきます。
いわゆるアイデンディティを持つということになりますかね。
産まれてきたのに他人の意見を聞きながら、腹落ちしないところにでも自分の置き所を調整し続けていくような生き方で本当に楽しく生きていくことができるのでしょうか?
アイデンティティを築く理由は自分が楽しく生きていくためで、そのためにも意見を積み重ねていくことで、「自分ってこうだ!」というものが明確になり自分の好き嫌いも明確になり、自分の生き方が決められるというものです。
自分の人生を楽しくするために「意見」を作り続けていきましょう。