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トルコの「売国奴」ダマド・フェリト・パシャ
ダマド・フェリト・パシャはオスマン帝国末期の政治家で、第一次世界大戦後に大宰相を務めました。
彼がなぜ売国奴と呼ばれているかというと、大戦に敗北したオスマン帝国の存続のために、イギリスをはじめとした連合国に迎合し、セーブル条約という極めて不利な条約にサインをしたこと。そしてアンカラに共和国政府を建てたムスタファ・ケマル・パシャとトルコ民族解放闘争に反対したたことがあります。
現在のトルコ共和国は、アンカラ政府を基に続いている政体で、ムスタファ・ケマル・パシャは独立の英雄とされているので、彼を逮捕しようとしたダマド・フェリト・パシャは売国奴とされています。
オスマン帝国末期と内戦を経てトルコ共和国が成立するまでの動乱期の歴史を追っていく必要があります。
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