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#066 フィレンツェを語るにはメディチ家が必須な話(イタリア旅行記その3)
こんにちは。マルタのタマルです。
イタリア旅行記の続きを書きます!
7:00 St.Lucia駅→Firenzeへ
VeneziaからFirenzeへは鉄道"Italo"を利用しました。
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元々は国鉄しかなく時間にルーズだったイタリアの鉄道ですが、このItaloの搭乗によってかなり正確になったのだとか。
車両も新しく、また国鉄より値段も安くて、とても快適でした。
11:00 宿→Laundryへ
駅からほど近い宿(ホテルではない。AirBみたいなところでしたが、ザ・ヨーロッパの街角の部屋って感じで雰囲気良かったです)に荷物を置いて、近くのコインランドリーへ。
使い方は隣のお土産物屋さんが教えてくれました。革小物の営業もバッチリ。いい商売や。
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11:30 Cappelle Medicee
洗濯を待っている間、近くにあったのでフラっとCappelle Medicee(メディチ家礼拝堂)に立ち寄ったのですが、正直フラッと立ち寄るような場所ではなかったです!笑
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360度、これでもか!という装飾。写真だと伝わりにくいですが、天井も高く本当に圧倒されます。
この手の豪奢な建物は窮屈に感じることもあります(特にこの礼拝堂は配色もダークで重く感じそうなものです)が、この礼拝堂は不思議とそうは思わせない偉大さがありました。本当にいつまででもいられるような。
「新聖具室」はかの有名なミケランジェロが設計したそうで、当時の設計図の素描が飾られていました。すごー。
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正直、見学にはもう少し時間を取るべきでした!
14:00 Uffizi Gallery
洗濯物の回収やランチを終え、この度で最も楽しみにしていた目的地の一つである「Uffizi Gallery(ウフィツィ美術館)」へ向かいました。
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チケットはオンラインで予約していたのですが、窓口で発見が必要でした。voucherを見せると、なん翌日予約のアカデミア美術館の分のチケットまで配布されました。笑
紙のチケットは無くしやすいのでこの仕組みはイマイチだなあと思いつつ、まあ効率的ではありますね。
中はズドンと広い廊下部分(主に彫刻が飾られている)と、小部屋たち(主に絵画が飾られている)に分かれています。
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所蔵品数が多いので、とりあえず有名作品をメインに巡ってゆきましたが、それでもやはり見るのには時間がかかりました。が、やはり生で見るのはレプリカとは違いますね。ボッティチェリの色彩はとても繊細で、細部まで見られたのは良い経験でした。
さて、このUffizi(英語のOfficeと同じ語源だそう)は、もともとは美術館ではなくメディチ家を大発展させたコジモ1世が、トスカーナ大公国の行政庁舎として建設したもの。数々の有名な作品はメディチ家歴代のコレクションであり、フィレンツェという土地がメディチ家なしでは全く語ることができないことがわかります。すげーや。
世界史選択だったので当然名前は知っているけれど、街の中にいざ入ってみると、その偉大さをまざまざと見せつけられます。
18:30 ディナー
少し買い物をした後、近くのお店で夕食。
パスタやピザメインだったのでここではお肉とリゾットを食べました。
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ここのレストランでは、隣に座っていたアメリカ人ファミリーとちょっとお話ししました。子供たちが本当に可愛くてね…!
毎年11月に家族で海外旅行をしているそうで、2024年は日本が行き先候補なんだとか。秋はやはり紅葉でしょ!とおすすめしておきました。笑
そんなわけで
噂には聞いてたけど、メディチ家ってすごいな!と思ったお話でした。この日だけで何回’Medici’の文字を見たかわかりません!
まだまだその凄さを感じるお話は、また次の記事で。